国立高専、H24年度入試で被災した受験生の検定料を免除

 独立行政法人 国立高等専門学校機構は6月14日、「東日本大震災で被害を受けた受験生への特例措置」について発表した。

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独立行政法人 国立高等専門学校機構
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 独立行政法人 国立高等専門学校機構は6月14日、「東日本大震災で被害を受けた受験生への特例措置」について発表した。

 同機構では、平成24年度入学者選抜において、震災で被災した受験生に特別措置として検定料の免除をするという。対象となるのは、国立高等専門学校を受験する人で、その主たる家計支持者が東日本大震災による災害救助法適用地域に居住していて被災し、市町村等の発行する「被災証明書」又は「罹災証明書」(以下「被災証明書」等)の交付を受けた人。

 申請方法は、出願書類とともに各国立高等専門学校所定の「検定料免除申請書」に「被災証明書」等を添付し、各国立高等専門学校へ提出する。なお、免除申請を希望する人は、検定料の払い込みは行わないようにとのこと。検定料の払い込みをした場合は、還付の申し出が必要となる。

 入学料・授業料についても、家計状況および被災状況により、免除又は徴収が猶予される場合がある。(合格後に各国立高等専門学校の所定の手続きが必要となる。)

 また出願に際し、地震の影響により卒業証明書等の提出が困難な場合等にも配慮するとしており、入学を志望する国立高等専門学校へ問い合わせのこととなっている。
《前田 有香》

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