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デジハリ、iPad利用の教育効果を検証…予習時間が2倍に

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 デジタルハリウッドは6月29日、iPadを活用した「Web デザイナー専攻」クラスにおける教育効果の検証結果について発表した。

 同社では、デジタル・ナレッジ、ボーンデジタル、ワークスコーポレーションの3社とともに、昨年5月に「電子書籍を活用した教育スタイル創造研究会」を発足し、iPadなどのメディア端末と電子書籍を教育現場で活用するための研究・開発をすすめており、その成果をもとに今年1月、iPadを活用した「Web デザイナー専攻」クラスをデジタルハリウッド東京本校にて開講した。

 従来のデジタルコンテンツ制作者育成の授業においては、アプリケーション操作や基礎知識の取得のための授業に多くの時間を費やしており、iPadを活用することでこれらの基礎学習は自学自習で行い、授業では応用スキルや表現・実務教育などにより多くの時間を配分することをねらいとしているという。

 教育効果の検証は、「Web デザイナー専攻」の1月生17名を対象に、1月30日〜5月21日の講座期間中の理解度などについての調査を「iPad利用クラス」と「通常クラス」の双方でおこなったもの。

 それによると、iPad利用クラスでは受講者全員が予習・復習を実施しており、予習時間は通常クラスと比較し2倍以上となったという。iPadで映像教材を視聴する予習スタイルは、通学途中など場所を選ばずに行えることが効果をあらわしている。

 理解度についてのアンケートでは、iPad利用クラスの85%が「理解できた」と回答。通常クラスの46%を大きく上回ったほか、「理解できなかった」と回答した生徒は皆無となり、映像教材を繰り返し視聴できることが奏功していることが伺える。

 またテストの結果を比較してみると、iPadクラスの平均点は他よりも高く、また高得点者と低得点者の差が他よりも小さい、底上げ効果が見られたという。

 さらに予習を行ったうえで授業に参加するスタイルが定着することで、受講生のモチベーションが高まるだけでなく、授業の内容や時間配分に変化が起きたことで、講師のモチベーションアップにも繋がったとしている。
《田崎 恭子》

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