電力使用制限7/1より正式実施…経産省が電力需給逼迫警報など詳細発表

 大口需要家(500kW以上)に対する罰則付きの電力使用制限が1日から正式に実行に移される。

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家庭の節電宣言 家庭の節電宣言
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 大口需要家(500kW以上)に対する罰則付きの電力使用制限が1日から正式に実行に移される。

 経済産業省は30日、電力使用制限の発効とともに電力需給逼迫警報、節電ポータルサイトの運用開始など、需要面の対策について発表した。電力需給逼迫警報は、需給が逼迫して、万一、計画停電のおそれが高まった場合に発出するもので、緊急の節電要請を行うとともに、計画停電の可能性を周知する。供給予備率が13%未満となり計画停電の恐れがある場合には。前日18時より前に電力需給逼迫警報(第1報)を出す。また、当日8時半に電力需給逼迫警報(第2報)を出すが、計画停電の実施の可能性が高い時間帯が想定される場合には、その時間帯についてもあわせて知らせる。第1報で、9時半から計画停電を実施するとした場合は、7時半に第2報を出す。計画停電の実施のおそれがなくなった場合(終日の供給予備率見通しが3%以上)は、電力需給逼迫警報を解除し告知する。

 なお、節電に関する国民の皆様への情報提供窓口として、ポータルサイト「節電.go.jp」を開設しているが、1日から「家庭向けサイト」、「事業者向けサイト」を本格的に運用開始。みんなの節電アイディアでは、優れたもの・生活者にとって伝わりやすいものを選定し、節電アイディアとして紹介する。東京電力・東北電力管内の各家庭における15%節電の実践をサポートする参加型ウェブサイト「家庭の節電宣言」も同日オープンする。

本日から電力使用制限!経産省、電力需給逼迫警報など詳細発表

《編集部@RBB TODAY》

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