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「勉強が好き」、学年が進むと減少…横浜市学力・学習状況調査報告書

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横浜市学力・学習状況調査の結果概要「基礎・基本問題」の結果から
  • 横浜市学力・学習状況調査の結果概要「基礎・基本問題」の結果から
  • 記述式問題の解答結果より
  • 「活用問題(中学校・社会)」の結果から
 横浜市教育委員会は6月30日、「平成22年度横浜市学力・学習状況調査(小・中学校)報告書」をとりまとめて公表した。

 同調査は、横浜市立小・中学校の全児童生徒を対象に、小学校では2月8日・9日、中学校1・2年生は3月4日・5日、中学校3年生は平成22年11月2日・4日に実施。調査の内容は、教科調査(基礎・基本問題と活用問題)。小学校1・2年生は「国語」「算数」、小学校3〜6年生は「国語」「社会」「算数」「理科」、中学校1〜3年生は「国語」「社会」「数学」「理科」「英語」および生活・学習意識調査。

 調査の概要によると、「基礎・基本問題」の結果から、平成20年度〜22年度の推移をみると、「知識・理解」の平均正答率は大きな変化はなかったという。

 「活用問題」では、記述式問題の解答におおいて、多様な資料や情報に基づいて自分の考えや感想などを明確に記述することや、事象や現象に対して根拠をもとに筋道立てて表現することに課題がみられたという。

 生活・学習意識調査からは、教科ごとの質問で「勉強が好き」と答えた児童生徒は、学年が進むと減少している。「理科」が好きと答えたのは、小学校3年生で約70%だが、小学校6年生では40%、中学3年生では約30%となている。中学3年生では、「勉強が好き」と回答したのは各教科で30%前後となっている。また、昨年同様「朝食を食べる」と答えた児童生徒は食べない児童生徒よりも正答率が高くなっており、朝食を摂ることが重要であることはもちろんのこと、規則正しい生活習慣を保つことの大切さを示す結果とみることができるとしている。

 報告書では、「活用問題」の結果を分析し、問題で問われている力を子どもに身につけさせるための具体的な授業展開例を示している。授業展開例には、指導の重点やポイントを示し、「横浜版学習指導要領」に基づいた授業改善が進められるように構成しており、報告書にまとめられたものを各学校に配布するとしている。
《前田 有香》

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