川崎市、最新鋭プラネタリウムの「かわさき宙と緑の科学館」

 川崎市青少年科学館がリニューアルし、「かわさき宙(そら)と緑の科学館」として4月28日にオープンする。同館には世界最高の星空と言われる最新鋭プラネタリウムが導入されるという。

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かわさき宙(そら)と緑の科学館
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 川崎市青少年科学館がリニューアルし、「かわさき宙(そら)と緑の科学館」として4月28日にオープンする。

 同施設は、川崎市多摩区の生田緑地の深い緑に包まれた中央広場に立地し、市の自然に関する資料展示やプラネタリウムを活用した天文学習、科学体験などの博物館活動に活用されている。川崎市では、本館とプラネタリウム館の改築を進めており、市民公募により施設愛称やマスコットキャラクターを決定するなど、今年4月のリニューアルオープンに向けた準備を進めている。

 同館は1月17日、リニューアルにともない自然学習棟に新たに設置される最新鋭プラネタリウム「MEGASTAR-3 FUSION(メガスター・スリー・フュージョン)」について発表。同機は、世界最高の星空と言われているMEGASTARの最新機種で、科学館のために新規開発された次世代型の特別仕様だという。MEGASTARの特長である星空の美しさに加え、精密な星の明るさの差や色をより忠実に再現することが可能だという。

 プログラムは、子どもから大人まで楽しめる一般投影(毎月変更)のほか、幼稚園・保育園生を対象とした子ども向け番組も上映予定。また専用のプラネタリウム番組制作ソフトを用いて、市内の小中学校の生徒や市民が制作する独自番組も投影していくという。

 他にも同館には、川崎市域や生田緑地の自然を紹介する展示室、講座・講演会・実験教室を開催する学習室と実験室、屋上には大型望遠鏡を4台備えたアストロテラスなどの施設が登場予定だという。
《田崎 恭子》

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