国立国会図書館、多言語自動翻訳が可能な図書検索システムを提供

 高電社は17日、国立国会図書館の新しい情報探索サービス「国立国会図書館サーチ(NDL Search)」に、英語・中国語・韓国語の自動翻訳サーバプログラムを提供したことを公表した。

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 高電社は17日、国立国会図書館の新しい情報探索サービス「国立国会図書館サーチ(NDL Search)」に、英語・中国語・韓国語の自動翻訳サーバプログラムを提供したことを公表した。

 「国立国会図書館サーチ」は、全国の公共図書館、公文書館、美術館や学術研究機関等による、208個の文献データベースを対象とした情報探索サービス。2012年1月6日より正式稼働している。外国語版の検索画面も用意されており、キーワードを外国語(英語・中国語・韓国語)から日本語に翻訳して検索することが可能。

 高電社の自動翻訳サーバプログラムは、多種多様なシステムに対して自動翻訳機能を簡単に付加することができる汎用性の高いプログラムとなっており、外国語の文献を検索する際、キーワードを英語・中国語・韓国語に翻訳して検索し、同時に検索結果を日本語に翻訳して表示する機能を実現した。

 国立国会図書館では、外国語の文献や外国人の利用者を想定し、高電社の自動翻訳ソリューションを活用した実証実験を2010年度から行っており、その結果、今回の本稼働においても高電社の自動翻訳サーバプログラムを選定、導入したとしている。

高電社、「国立国会図書館サーチ」に、多言語自動翻訳サーバープログラムを提供

《冨岡晶@RBB TODAY》

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