【高校受験】H24神奈川公立高・後期選抜…全日22,233人が合格

 神奈川県は2月24日、平成24年度の神奈川県公立高等学校一般募集・後期選抜などにおける合格者数の集計結果をまとめホームページに公開した。全日制課程全体では31,099人が受検し、22,233人が合格、平均競争率は1.40倍だった。

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 神奈川県は2月24日、平成24年度の神奈川県公立高等学校一般募集・後期選抜などにおける合格者数の集計結果をまとめホームページに公開した。

 今年度の神奈川県の公立高等学校の入学者選抜では、学力検査を行わず、調査書・面接などで総合的な選考を行う「前期選抜」と、学力検査を行う「後期選抜」が行われた(普通科クリエイティブスクールでは学力検査はなし)。後期選抜は、全日制153校、定時制2校で実施され、2月16日に学力検査が行われた。

 2月10日に発表された志願変更後の集計では、全日制課程の募集人員22,019人に対する志願者数は31,733人で、平均競争率は1.44倍。また、2月16日に発表された受検者数の集計では、募集人員21,867人に対する受検者数が30,689人で、受検時の平均競争率は1.40倍となり、前年度の1.41倍より、0.01ポイント減少。締切後に志願を取り消したり、学力検査を欠席した人は620人だった。

 今回発表されたのは、2月24日に行われた合格発表における集計値。全日制課程全体では、22,019人の募集人員に対し、31,099人が受検し、22,233人が合格した。2月24日時点での平均競争率は1.40倍(前年度1.41倍)となっている。

 後期選抜を実施した全日制153校と、定時制2校(県立平塚農業高等学校初声分校、横浜市立横浜総合高等学校)では、いずれも合格者数が募集人員を満たしたため、二次募集は行わない。

 神奈川県の公立高校では、この後、上記2校を除く定時制課程と通信制課程の後期選抜、定時制の課程の特別募集が行われる予定。

 なお、神奈川県では来年度より公立高校の入試制度が変更され、現行のような前・後期制の選抜が実施されるのは今年が最後となる。
《田崎 恭子》

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