【大学受験2013】センター試験、検定料免除など被災者に特例措置

 大学入試センターは8月24日、東日本大震災に伴う2013年度大学入試センター試験に関する特例措置について発表した。「臨時試験場」「試験場の指定」「検定料の免除」について措置がとられる。

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 大学入試センターは8月24日、東日本大震災に伴う2013年度大学入試センター試験に関する特例措置について発表した。「臨時試験場」「試験場の指定」「検定料の免除」について措置がとられる。

 2011年3月11日に発生した東日本大震災の復興状況に鑑み、震災前の試験場での試験実施が困難な場合または公共交通機関が復旧していない地域について臨時の試験場を設定する。岩手県は県立大船渡高校と県立釜石高校の2校、宮城県は気仙沼高校の1校を臨時試験場とする。

 試験場については、在籍している学校の住所に基づき指定しているが、東日本大震災の影響により元の学校に在籍したまま避難先から他の学校に通学している場合は、志願者からの希望により実際に居住している住所に基づき指定する。

 また、東日本大震災の影響により、被災者が大学進学を断念しないよう、検定料や成績通知手数料の免除を実施する。なお、検定料は、3教科以上18,000円、2教科以下12,000円、成績通知手数料800円となっている。
《工藤めぐみ》

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