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小学校教員の8割が調べ学習にインターネット利用

教育ICT インターネット

調べ学習の手段方法(複数選択)
  • 調べ学習の手段方法(複数選択)
  • 学校でiPadやタブレット型パソコンを使って授業をしたことがあるか(単一選択)
  • 先生と児童のICTスキルのギャップ(複数選択)
  • インターネットに関する相談の有無(単一選択)
  • 授業で使いたい、児童に使わせたいと思うサイト(複数選択)
 NTTレゾナントが9月25日に発表した「小学校教員を対象とした校務に関するアンケート」の調査結果によると、小学校教員の8割が調べ学習にインターネットを利用していることが明らかになった。

 同調査は、全国の小学校教員を対象に、仕事に関するアンケートを実施し、206名の有効回答を得た。

 調べ学習をどのような方法で行うかについて、第1位「本」91.7%と第2位「インターネットの検索サイト」80.1%は、第3位「体験学習」44.2%を大きく引き離す形となった。調べ学習を行う際には、インターネットの検索サイトが欠かせない手段となってきている。また、どの教科でインターネットを利用するかについて、「社会」68.6%がもっとも多く、次いで「総合学習」64.5%、「理科」57.0%だった。

 学校でiPadやタブレット型パソコンを使って授業をしたことがあるかについて、「ある」7.3%、「ない」92.7%だった。また、授業へのタブレット型パソコンの導入についての意見は、有効回答数のなかで「すぐに使えるので便利、使ってみたい、校外学習時などに有効」などのポジティブに捉える内容と「予算面で厳しい、小学生には早い、必要性を感じない、具体的な体験や紙や実物での思考が大切なはず、習得する時間がない」といったネガティブに捉える内容と、ほぼ同数となった。

 児童のITスキルについて、教員自身と比べ「それほどギャップを感じない」という回答は43.7%となったものの、「ギャップを感じる」32.0%「ギャップというほどではないが児童のスキルは高いと感じている」24.3%を合せると、半数以上(56.3%)を占める結果となった。

 児童やその保護者から児童のインターネット利用に関する相談を受けたことがあるかについて、「児童から相談を受けたことがある」26.7%、「児童の保護者から相談を受けたことがある」15.0%だった。

 児童のインターネット利用について心配は、「ある」63.1%、「ない」17.0%、「どちらともいえない」19.9%だった。「インターネットの便利さは知っているが、危険性の自覚がない」「情報モラルについては家庭の意識の低さを感じる。学校だけでなく、家庭でも教育できる体制が必要だ。」という意見もあり、心配する声が多い。

 教員が授業で使いたい、児童に使わせたいと思っているインターネットサイトについて、もっとも多かったのは「子どもの安全性が保障されている」75.7%、次いで「子ども向けに作られている」73.8%、「教科や学年ごとに情報が整理されている」70.4%が7割以上だった。

 教育現場でのインターネット利用が浸透しているなか、児童への情報モラルの指導徹底が課題となっているようだ。
《工藤めぐみ》

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