ボーイング787型機の使用を5月末まで行わない方針に、ANA

全日本空輸(ANA)は、5月31日までボーイング787型機を運航しないスケジュールを設定した。3月31日~5月31日まで新たに1714便が欠航となる。

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全日本空輸(ANA)は、5月31日までボーイング787型機を運航しないスケジュールを設定した。3月31日~5月31日まで新たに1714便が欠航となる。

787型機は搭載しているバッテリーからの発火事故によって当局が運航禁止を命令、出火原因を調べているが、原因究明に時間がかかっている。同社は3月30日まで、787型機が運航できないことを想定したスケジュールを組んできたが、787型機の運航再開には時間を要すると判断、5月末まで787型機が使えないことを想定してスケジュールを作成した。

これに伴って、787型機で予定していた運航便に加え、他の機種で予定していた運航便にも、一部区間で欠航・出発時刻の変更(早発・遅発)、機種の変更が発生する。

国際線は、787型機の運航見合わせに伴って5月31日まで、成田~シアトル・サンノゼ、関空・中部~ソウル路線を欠航する。

また、羽田~フランクフルトの路線も、一部の日程で欠航、機種変更が発生する。国際線の欠航は464便。

6月1日以降、成田~シアトル・サンノゼ、関西・中部~ソウル、6月29日から増便を予定している成田~シカゴ(NH1012便/NH1011便)路線は、運航が確定していない。これらの便の6月1日~8月31日までの予約は、代替便などを案内する。

国内線の欠航は1250便となる。

787型機はバッテリーからの煙を感知した1月16日から運航を取り止めており、5月末までの累計で欠航便は3601便となる。

ANA、5月末までの787を使用しないスケジュールを発表、1714便が欠航

《編集部@レスポンス》

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