クラウド型校務支援サービス「スマート職員室」にアクセス認証機能強化

 富士電機ITソリューションは、2012年4月より提供・販売中のクラウド型校務支援サービス「スマート職員室」のアクセス認証機能を強化し、2013年5月20日より提供する。あらかじめ学校内でチケット設定を行ったPC端末のみでサービスを利用できる仕組みを実現する。

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 富士電機ITソリューションは、2012年4月より提供・販売中のクラウド型校務支援サービス「スマート職員室」のアクセス認証機能を強化し、2013年5月20日より提供する。従来のパスワード認証に加え、あらかじめ学校内でチケット設定を行ったPC端末のみでサービスを利用できる仕組みを実現する。

 クラウド型校務支援サービス「スマート職員室」は、10~30校程度の小中学校を有する中小規模の自治体向けに提供する校務支援サービス。1台のサーバ上で複数の自治体がシステムを共用できる方式により、従来の方式と比べ6~7割程度の価格で、名簿情報の登録をベースとした出欠管理、情報共有サービス、成績管理などの機能を利用できる。

 今回の機能強化は、校内でのサービス利用時に、ユーザ名・パスワードの不正取得によるセキュリティリスクを最小限にとどめるため、従来のパスワード認証に加え、専用の電子チケットで認証する方法を取り入れ、あらかじめ学校内でチケット設定を行ったPC端末のみでサービスを利用できる仕組みを実現する。

 情報漏洩対策のための付加機能として、専用の電子チケットが組み込まれたUSBデバイスを利用し、学校外のPC端末からのデータアクセスできる機能を提供する。これにより教職員の在宅作業ニーズにも対応できる。
《工藤めぐみ》

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