夏休み自由研究に「熱帯の生き物展」夢の島熱帯植物館

 11月19日に創立25周年を迎える夢の島熱帯植物館は、熱帯の生き物について楽しみながら学ぶ「熱帯の生き物展」を夏休み期間中に開催する。3つのコースを設け、熱帯や植物・自然に対し、人とのつながりを学ぶことができる。

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光沢のある蝶の標本
  • 光沢のある蝶の標本
  • 植物名:ハエトリソウ
  • 白亜紀のアンモナイト
 11月19日に創立25周年を迎える夢の島熱帯植物館は、熱帯の生き物について楽しみながら学ぶ「熱帯の生き物展」を夏休み期間中に開催する。熱帯の昆虫、不思議な生態を持つ食虫植物、古代の化石といった3つのコースを設け、熱帯や植物・自然に対し、人とのつながりを学ぶことができる。

 夢の島熱帯植物館は、「熱帯植物と私たちの生活との関わり」を広く紹介するための施設。大温室でさまざまな熱帯植物と、植物が生みだすエキゾチックな風景を楽しみ、映像ホールや情報ギャラリー、イベントホールで植物や熱帯についての知識を得ることができる施設だ。楽しみながら熱帯植物と人間生活との関わりが、自然に学べるようになっている。

 昆虫コースでは、日本では見ることのできない熱帯圏に生息するチョウや甲虫などを、日本に生息する同じ仲間の昆虫と比較し、どのような環境で生息しているのかを紹介。そして、食虫植物コースでは、虫を捕らえるしくみを持つ不思議な植物である食虫植物の特性を見ることができる。まるでミニモンスターのような生物、食虫植物の世界を紹介する。さらに、化石コースでは、地球に生息していた古代の生き物を特集。生息していた環境との関わり、特性などわかりやすく紹介していく。

 これに関連して、イベント「昆虫の標本をつくろう!」や、「食虫植物の捕虫実験」、また食虫植物の即売会・栽培相談会など親子で楽しめる催しがたくさん用意されている。これで、夏休みの宿題は決まり。楽しく遊びながら、発見した記憶はきっと大人になっても忘れないだろう。

◆夢の島熱帯植物館25周年特別企画「熱帯の生き物展」
期間:7月23日(火)~9月1日(日)
場所:情報ギャラリー、イベントホールほか
開館時間:9:30~17:00(入館は16:00まで)
休館日:月曜日(祝日の場合その翌日)
入館料:一般250円・中学生100円・65歳以上120円
※小学生以下および都内在住・在学の中学生は無料
※イベント詳細はHPを参照
《田邊良恵》

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