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「日本の未来は明るくない」約半数が回答…厚生省が若者の意識調査

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日本の未来について
  • 日本の未来について
  • 日本の未来は明るいか(職業別)
  • 現在の生活の満足度
  • 生活満足度の理由
  • 調査回答数
  • 調査の年齢割合
 厚生労働省は、2013年3月に実施した「若者の意識に関する調査」の結果を、9月10日に公表した。現在の生活は「満足している」と回答した若者は6割を超えた。しかし、「日本の未来は明るいか」の問いに、「明るいとは考えていない」と答えた若者は約半数にのぼった。

 調査は、日本を支える若者の意識面の特徴をとらえ、厚生労働白書や今後の制度検討の基礎資料として活用することを目的に実施された。

 対象は2013年度時点の若年層(15 歳~39歳)で、Webモニターによるインターネットアンケート調査で行った。回答数は3,133件で、うち15~19歳は510人、20~24歳は526人、25~29歳は597人、30~34歳は688人、35~39歳は812人。

 調査項目は性別や年齢、居住地、同居人数、最終学歴などの属性情報のほか、日本の未来、結婚に対する考え、希望する将来の暮らしぶり、日本型雇用慣行への評価など27項目あった。

 「現在の生活満足度」については、6割が満足、どちらかといえば満足と回答。職業別でみると、学生、専業主婦(主夫)、公務員、経営者・役員などで満足している割合が高く、無職、自由業、パート、アルバイト、自営業などで不満を感じている割合が高かった。

 生活に満足している理由としては、過半数が好きな家族や恋人、友人などがおり、精神的に充実していることを理由にあげている。

 「日本の未来は明るいか」については2割が「そう思う、どちらかといえばそう思う」と回答したが、約半数の45.1%は未来について「明るいとは考えていない」と答えている。その理由としては、「高齢化で財政が悪化し医療や年金などの給付額が下がり、税金や社会保険料などの負担額が上がり生活が苦しくなるから」、などと答えている。

 また、「日本の未来を明るくしようという意欲」については、公務員、自由業、学生が仕事や学業を通じて社会に貢献したいと考えている人の割合が高かった。

 「海外での就労をしたいと思うか」という設問では、「そう思う、どちらかといえばそう思う」と回答したのは、全体で24.6%だが、15~19歳の女性が31.9%、25~29歳の男性が31%と高く、海外就労を前向きに考える結果になった。

 「他人と深い関係を持つのは面倒だと思う」の設問では、「そう思う、どちらかといえばそう思う」と回答した割合は46.6%あった。一方、「最も親しい人の付き合い方」については約半数が「なにかにつけ相談したり、助け合えるようなつきあい」と答えた。

 さらに「物事が思い通りにいかないときの行動」については、全体で約半数が「なるべく思い通りになるようにする」と回答。一方、「我慢する」と答えた割合が高かったのは、職業別にみると、公務員、学生、パート・アルバイトだった。

 調査の結果は同省のホームページで公表している。
《田中志実》

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