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親子で触れ合いながら学習、脳科学に基づいた教材…幼児ポピー ポピっこ

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ポピー事業部 編集部の山本修司氏と塚本明子氏
  • ポピー事業部 編集部の山本修司氏と塚本明子氏
  • 「幼児ポピー ポピっこ」の教材
  • 山本修司氏
  • 塚本明子氏
 家庭学習教材の提供で40年間の実績がある「ポピー」(全家研)は、0歳児から中学生までの教材を提供するとともに、子育て・教育相談、教育講演会、母親セミナーなどを通じて、家庭教育への支援を行っている。

 顧客満足度で評価する「イード・アワード2013 通信教育」で、「幼児ポピー ポピっこ」は幼児の最優秀賞、「小学ポピー」は小学生の優秀賞を受賞した。新学社 ポピー事業部 編集部 幼児ポピー編集長の山本修司氏と塚本明子氏に、受賞の喜びやサービスの概要、今後の展開などを「ポピっこ」を中心に聞いた。

--「幼児ポピー ポピっこ」は2年連続の最優秀賞ですが、どのように受け止められていますか。

山本氏:前回は、外部の方から受賞を知らされて、このような賞がいただけるとは思っていなかったので、大変驚くとともに嬉しかったですね。「ポピー」は、2013年で40周年を迎えましたが、これまであまり派手な広告をせずにきました。にも関わらず今年も引き続き最優秀賞をいただけたことを大変光栄に思っていますし、励みになります。

塚本氏:「ポピー」は、会員制で会員の皆様のご家庭に、毎月お届けしていますが、会員様からのお便りは年間1万通近くいただきます。ですから、会員様からの反響は日々目にするのですが、今回は客観的な評価ですので、とてもありがたく思っています。

--「幼児ポピー ポピっこ」の特長はなんでしょうか。

山本氏:第一は、40年間の実績に加え、脳の専門家である篠原菊紀先生(諏訪東京理科大学教授/脳科学・健康科学)の監修・指導を受け、子どもの脳をバランスよく育てることが科学的に実証されている教材を提供していることです。

 幼児期の脳にとってもっとも大切なのは「楽しい」「~が好きになる」という気持ちを育てることです。それが、その後の「~ができるようになる」につながります。

 ポピーの教材は、「こころ」(人とかかわることが楽しい→好きになる)、「あたま」(あたまを使うことが楽しい→好きになる)、「からだ」(からだを動かすことが楽しい→好きになる)の3つをバランスよく成長させるように作られています。

塚本氏:「ポピっこ」は、子どもに与えっぱなしではなく、親子で一緒に取り組むことを前提に作られています。子どもの知的活動の成長のピークは、小学校の中高学年頃と言われていますが、こころの成長のピークは幼児期だと言われています。親子でたくさんコミュニケーションをとることで、心の成長の基礎作りになると考えています。

--脳科学に基づいた教材とは、どういうことでしょうか。

山本氏:会員のお子さまに協力をいただいて、「ポピっこ」を使っているときの脳の活動を測定するという実験を毎年行っています。

 幼児期の脳は、「何かを好きになること」にかかわる脳部位の発達がピークで、それが将来の「何かができるようになること」にかかわる脳部位の発達につながっていきます。ですから、小さいうちは、遊びと学習の区別なく、遊びながら学ぶことが大事なのです。「ポピっこ」を使った実験では、お子さまが勉強寄りのページも遊び寄りのページも同じようにリラックスして楽しんで取り組んでいるという結果が出ました。

 また、ちょうちょを指にはめて、ひらひらと動かして遊ぶときの脳活動のパターンと、課題のとおりに線を引くなどの学習するときの脳活動のパターンがほとんど同じであるという結果が出ました。小さいうちに手先を使うことが、頭を使うことの準備になるというわけです。

--「からだを動かすこと」は、通信教材でどのように取り組まれているのでしょうか。

塚本氏:柳澤秋孝先生(松本短期大学教授)の監修のもと、年に6回程度、学齢に合った運動プログラムを取り上げています。

 0~3歳は脚力発育期(下半身)、3~6歳は胸郭発育期(上半身)、6~10歳は下半身と上半身の動きを連結させ、全身の運動に発展させる時期と言われています。この発達に合わせて、跳ぶ、からだを支える、ぶら下がる、を基本とした運動プログラムを紹介しています。

--コース設定はどのようになっていますか。

塚本氏:0~2歳向けの「ポピっこ あい」と、月刊でお届けする教材として、2~3歳児向けの「ももちゃん」、3~4歳児(年少)向けの「きいどり」、4~5歳児(年中)向けの「あかどり」、5~6歳児(年長)向けの「あおどり」があります。

 各コースを通じて、「こころ」「あたま」「からだ」の成長をゆるやかにレベルアップしていくよう構成しています。何かを覚えさせるというより、楽しく遊んでいるうちに、「いつの間にかできるようになる」ことを目指しています。「あおどり」では、生活面のルールを身に付け、無理なく入学準備ができるようになっています。

山本氏:教材には、食べ物や動物など、たくさんの絵が出てきますが、すべて一流のイラストレーターさんに描いてもらっています。年中、年長さんになると、別冊のドリルがつきますが、ドリルの絵も同様です。ただ問題に答えるだけでなく、絵からもいろいろな物語を読み取って想像力を膨らませてほしいからです。

--「ポピっこ」が最優秀賞を受賞された決め手は何だとお考えですか。

山本氏:会員様からお便りで、お子さまが「ポピっこ」を楽しんでいるようすを多数お寄せいただきます。それが、そのまま教材の評価ではないかと受け止めています。

 40年も続いていますから、子どものときから知っていたというお母さまが、「お子さまにもさせたい」と言ってくださることもあります。

塚本氏:「ポピっこ」の付録は、紙ベースのカードや簡単な工作など、シンプルでちょっと昔懐かしいところが特徴です。手作り感を大事にしているのと、子どもが工夫する余地を残しているためなのですが、そういうところを評価してくださっている方も多くいらっしゃいます。「無駄な玩具がなくてよい」という声もいただきます。

--ご家庭へのサポートはどのようにされていますか。

塚本氏:毎月の教材と一緒に、保護者向けの情報誌「ほほえみお母さん&お父さん」をお届けしています。この誌面が、子育ての悩みや、相談、情報交換の場になっています。また、さまざまな悩みを専門家に相談できる「教育相談サービス」があります。

 価格については、多くの方に使っていただきたいという想いから、抑えた設定にしてあります。

--今後のご計画についてもお聞かせください。

山本氏:4月号から、教材の内容を大幅に改訂します。篠原先生と行った、脳実験の最新の結果をもとに、さらに脳の活動を促し、自然な成長へと導く教材となっています。

 小さい頃から、毎日お母さまと楽しみながら学習する、その繰り返しがお子さまのやる気と学習習慣を育てます。「ポピっこ」には、お母さまとお子さまが触れ合いながら学習できる仕掛けがたくさんあります。無料お試し見本もありますので、ぜひご利用ください。

--ありがとうございました。

 イードは、2013年10月28日~2013年11月5日、通信教育を受講している幼児・小学生・中学生・高校生・既卒生(大学受験生)のお子さまをもつ保護者を対象に、通信教育における満足度調査を実施し、「イード・アワード2013 通信教育」として2013年11月に発表した。「幼児ポピー ポピっこ」は幼児の最優秀賞および「学費の満足度」「継続のしやすさ」の部門賞、「小学ポピー」は小学生の優秀賞および「学費の満足度」の部門賞を受賞した。
《石井栄子》

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