立命大、新入生が考案する「100円朝食レシピコンテスト」を開催

 立命館大学びわこ・くさつキャンパス(BKC)の新入生支援組織「オリター団」は、BKCの新入生を対象に「100円朝食レシピコンテスト」を開催する。1回生の各クラスが協力してメニューを考案する内容となっている。

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立命館大学の100円朝定食
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  • 100円朝食導入前後の朝食利用者数の変化(衣笠・BKC)
 立命館大学びわこ・くさつキャンパス(BKC)の新入生支援組織「オリター団」は、BKCの新入生を対象に「100円朝食レシピコンテスト」を開催する。1回生の各クラスが協力してメニューを考案する内容となっている。

 同大学では、昨年12月から提供を始めた「100円朝食」をきっかけに、学生たちの食や健康に対する意識の高まりや生活スタイルの改善が効果として表れている。導入前の朝食利用者数は、衣笠キャンパス・BKC合わせて1日平均230名程度だったが、100円朝食の本格導入以降、特に今年の4月に入ってからは多い日で1,000名以上の学生・院生が利用しているという。

 オリター団とは、新入生を支援する上回生組織。学部ごとに団を結成し、1クラスにつき3~5名のオリターを配属し、新入生の学習・学生生活・友達作りなどをサポートする。今回の「100円朝食レシピコンテスト」は、「100円朝食」を通じて朝食をとることの効果を実感したオリターが、それを新入生にも伝えたい、という思いから発案。安く簡単に作ることができ、栄養も考慮したレシピを広く募り、より多くの学生が食に対する関心を高め、自炊を行うきっかけにすることを目的に企画したという。

 コンテストは、1回生の各クラス(約40名)で協力してメニューを考案してもらい、オリター団、協賛企業、父母教育後援会による1次選考を経て、決勝戦では、レシピを学生が実際に調理、審査員による試食により優秀作品を決定。審査基準は、おいしさ、作りやすさのほか、スポーツ健康科学部海老研究室による栄養面の評価も加味される。

 優秀作品には、近江米1俵など、協賛企業などからの賞品が贈られる。また、選ばれたレシピはホームページ上で公開するほか、レシピ本の作成なども計画している。
《水野こずえ》

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