【高校受験2015】神奈川県公立高入学者選抜選考基準を公表

 神奈川県は6月10日、平成27年度公立高校入学者選抜選考の基準を公表した。ホームページでは、各校の学科ごとの選考基準や特色検査実施の有無や、面接時の評価観点などが掲載されている。

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 神奈川県は6月10日、平成27年度公立高校入学者選抜選考の基準を公表した。ホームページでは、各校の学科ごとの選考基準や特色検査実施の有無や、面接時の評価観点などが掲載されている。

 学力検査は、全日制で5教科、定時制で3教科を実施。ただし、全日制で特色検査を実施する場合は、3教科にまで教科数を減らす場合がある。特色検査は、学力検査や面接では測れない総合的な能力や特性を測る検査で、「実技検査」と「自己表現検査」の2つとなっている。

 「学力検査の結果」および「面接の結果」「調査書(学習の記録)の評定」の3つの資料を合計が10になるよう、学校、学科ごとに比率を設定。特色検査を行う場合は、最大「5」として別に取り扱う。また、学力検査の得点(2教科以内)と調査書の評定(3教科以内)を教科ごとに2倍まで重点化することができる。

 面接では、「入学希望の理由」「中学校での教科等に対する学習意欲」「中学3年間での教科等以外の活動に対する意欲」の3つを共通の観点として、「学校ごとの観点」を設けることができる。

 平成27年度入学者選抜では、全日制の厚木東高校で特色検査の実施を取りやめる。そのほか、鶴見高校の第2次選考の比率が昨年の学力検査5、面接5の割合が学力検査7、面接3に。希望ヶ丘高校の第2次選考の比率が昨年の学力検査7、面接3、特色検査2の割合が、学力検査8、面接2、特色検査2に変更している。

 各学校の学力検査教科、特色検査の有無と内容、選考における資料の取扱比率、面接評価の観点などの選抜基準は、ホームページで確認できる。

 今後の予定として、共通選抜(全日制、定時制、通信制課程)、連携型中高一貫教育校連携募集、特別募集および中途退学者募集は、平成27年1月28日~30日。学力検査は2月16日、合格発表は2月27日。
《田中志実》

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