10/1 理研、高校生対象の見学ツアーを開催…スパコンやサイクロトンを公開

 理化学研究所は、「理研和光地区 高校生・高専生向け 都民の日見学ツアー」を10月1日に開催する。参加は無料。事前申込制。当日は、原子核物理学の研究施設である仁科加速器研究センターを見学する。

教育・受験 学習
仁科加速器研究センター(webサイト)
  • 仁科加速器研究センター(webサイト)
  • 情報基盤センター(webサイト)
 理化学研究所は、「理研和光地区 高校生・高専生向け 都民の日見学ツアー」を10月1日に開催する。参加は無料。事前申込制。

 理化学研究所では、毎月1回、第2金曜日に一般を対象とした「和光地区見学ツアー」を開催しているが、今回は10月1日「都民の日」に合わせ、高校生・高専生を対象とした特別ツアーだ。

 当日は、原子核物理学の研究施設である仁科加速器研究センターを見学する。7000種類以上あるはずだが、未だ約3000種しか見つかっていない、まだまだ謎だらけの原子核。同センターでは、世界で最も多くの原子核を創り出せるRIビームファクトリー(RIBF)がせっせと新原子核を創り出しているという。ツアーではRIBFの心臓部、総重量8300トンの超伝導リングサイクロトロン(SRC)を見学する。

 また、スーパーコンピュータやネットワーク等の情報基盤の整備・運用・利用者サポートを行っている、情報基盤センターを見学。スーパーコンピュータの誕生と歴史、スーパーコンピュータと普通のコンピュータの違いなどを紹介する。さらに、スーパーコンピュータがどのように科学技術の研究に役立ってきたか、また身近なことがらとの関わりを3Dで可視化された計算結果なども見ながら参加者と一緒に考える。

◆理研和光地区 高校生・高専生向け 都民の日見学ツアー
日時:10月1日(水)13:30~16:30
会場:理研和光地区
対象:高校生・高専生
定員:40名
参加費:無料
締切:9月29日(月)12:00まで
※定員になり次第締切
応募方法:Webサイトより
《水野こずえ》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top