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公立中学・高校の「職場体験・インターンシップ」が過去最高の実施

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職場体験の実施学年(公立中学)
  • 職場体験の実施学年(公立中学)
  • 職場体験の位置づけ(公立中学)
  • インターンシップの位置づけ(公立高校)
  • 学科別の実施状況(公立高校)
  • 体験日数(公立高校)
 国立教育政策研究所は9月17日、全国の国公立、私立の中学、高校を対象にした平成25年度職場体験・インターンシップの実施状況を取りまとめて公表した。公立中学では職場体験の実施が98.6%にのぼり、過去最高の実施率となった。

 企業などで就業体験をする「職場体験・インターンシップ」は、生徒の勤労観・職業観の育成や、体験を通して日々の学習の意義を再確認しながら学習意欲の向上を図るうえで大きな効果を発揮するとして、実施状況を毎年調査している。

 公立中学校で職場体験を実施したのは9,706校中9,569校。昨年度より0.6ポイント増えて98.6%となり、過去最高の実施となった。国立は62.3%、私立は25.8%と、どちらも昨年度を上回る結果になった。教育課程等の位置づけとしては、「総合的な学習の時間で実施」が82.7%ともっとも多かった。参加形態のほとんどが「原則として全員参加」で、中学2年生での実施が約9割だった。

 都道府県・政令指令都市別実施率が100%だったのは11県10政令指定都市で、中でも滋賀県、兵庫県、神戸市は5日以上の職場体験が実施された。

 公立高校(全日制・定時制)のインターンシップも過去最高の実施で、80.8%となった。職業に関する学科を設置する高校では87.3%が実施し、看護科、水産科が100%、福祉科が94.7%、普通科は73.5%だった。

 教育課程の位置づけとしては、「総合的な学習の時間で実施」が20.8%、「現場実習等教科・科目の中で実施」が22.7%、位置づけせずに実施している高校は54.5%あり、多様な形になっている。学年別では高校2年生で実施している高校が6割以上で、体験日数は「2~3日」が52.5%ともっとも高かった。

 公立高校(全日制・定時制)における都道府県・政令指令都市別実施率が100%なのは、鳥取県、熊本県、札幌市、堺市、岡山市、北九州市、福岡市、熊本市の2県6政令指定都市だった。

 調査結果はホームページで公開している。
《田中志実》

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