受験勉強開始時期、約3か月前倒しで3教科合計16.7点アップ…東進調査

 東進は、2014年のセンター試験を受験した東進生の成績データを分析。高校2年生の10月~12月に受験勉強を開始したグループは、1~3月にスタートしたグループに比べ英国数3教科の合計で16.7点上回ったことが明らかになった。

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受験勉強開始時期とセンター試験における英国数平均点
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 東進は、2014年のセンター試験を受験した東進生の成績データを分析。高校2年生の10月~12月に受験勉強を開始したグループは、1~3月にスタートしたグループに比べ英国数3教科の合計で16.7点上回ったことが明らかになった。

 受験勉強開始時期が合否に関係する可能性が高いことは想像できるが、今回明らかになったのは、受験勉強開始期間がセンター試験の英数国の平均点にどのように影響したかという詳細な分析データ。高2の10月~12月スタートと1~3月では、3教科の合計で16.7点の差があることが明らかになった。また、高2の10月~12月スタートと高3スタートのグループを比較すると、43.3点の差があったという。

 さらに東進は、調査結果を分析した上で学習到達度についても言及。高2の10~12月に受験勉強をスタートしたグループの中でも、英語の基礎となる英単語・英熟語・英文法を高2の12月までに完成させた生徒に絞ると、センター試験本番の平均点は467.7点に上る。1~3月スタート組とは42.9点、高3スタート組とは69.5点の差があったようだ。

 特に難関国公立や早慶を志望する場合、入試本番の1年前までにセンター試験型模試で8割を得点できるよう学習を進めるのが理想だという。
《湯浅大資》

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