厚労省、児童虐待防止推進月間…標語やフォーラムを開催を発表

 厚生労働省は10月31日、平成26年度の「児童虐待防止推進月間」の取り組みについて発表した。公募していた推進月間の標語も決定した。また、取り組みの一環として、和歌山県において「子どもの虐待防止推進全国フォーラム」も開催する。

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  • 「子どもの虐待防止推進全国フォーラムinわかやま」パンフレット
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 厚生労働省は10月31日、平成26年度の「児童虐待防止推進月間」の取り組みについて発表し、公募していた推進月間の標語も決定した。また、取り組みの一環として、和歌山県において「子どもの虐待防止推進全国フォーラム」も開催する。

 同省は、毎年11月を「児童虐待防止推進月間」と位置づけ、集中的な広報・啓発を実施している。

 今年度の最優秀作品は「ためらわず 知らせてつなぐ 命の輪」。全国から応募された8,157作品の中から選考された。この標語は、厚生労働省が作成する各種広報媒体に掲載されるほか、作者には「子ども虐待防止推進全国フォーラム」において厚生労働大臣表彰が授与される。

 「子ども虐待防止推進全国フォーラムinわかやま」は、11月24日(祝・月)に和歌山県民文化会館で開催される。参加申込みは、専用の電子申請フォームもしくは、郵送、FAXにて11月12日まで受け付けており、先着20名で託児の申込みも可能だ。

 当日は、基調講演の第1部「子どもとどうやって接するの?」と題して、和歌山県立北高等学校の田中章二教諭が講演を行う。第2部では、女子体操選手として五輪出場経験をもつ日本体育大学助教授の田中理恵氏と「親子の関係を振り返って」という内容で対談を実施。また、シンポジウム「地域ネットワークで支える子育て」では、児童虐待防止に重要な子育てを支援する地域の取り組みについて、実践報告と男性の育児参加や親支援プログラムの活用などの観点も加えて、今後の展開について議論する予定だ。

 そのほかの取り組みとして、政府広報などの各種広報の実施や、学生による「オレンジリボン運動」、地方自治体・民間団体による「オレンジリボンキャンペーン」など各種広報・啓発の展開も予定している。
《小林瑞季》

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