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理系でトップの内定率「薬系」学生の就活は短期集中

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内定率(3月~8月)
  • 内定率(3月~8月)
  • 企業にエントリーした割合
  • エントリーした社数
  • 内々定保有者の今後の活動
 マイナビ採用サポネットは、2015年卒業の「薬系」学生の就職活動についてまとめた。学科系統別で内定率が9割と一番高かった結果(8月末)から、採用の競争が激しいといわれる「薬系」学生(4年生・6年生・大学院含む)の就職活動の時期や量などについて紹介している。

 マイナビ採用サポネットは新卒採用人事担当者のための採用支援サイト。調査では「15年卒マイナビ大学生就職モニター調査」から「薬系」学生のデータを絞り込み再集計した。比較対象として同調査同期間の「理系全体」データを使用し、内定率については「マイナビ大学生就職内定率調査」の3月~8月を用いた。

 企業へのエントリーの割合は、理系全体で12月前半に89.1%だったが、薬系学生は77.0%と差がついた。時系列でエントリーの時期をみると、理系も薬系もエントリーのタイミングはほぼ同じだが、薬系の学生の活動した割合が理系に比べて10~20%少なかった。12月~5月の企業への総エントリー数も理系全体で79.4件に対し、薬学系は51.6件と少なさが目立った。

 個別企業セミナーでも12月から「理系」全体が「薬系」を上回る活動回数で、1次面接も同様の結果になった。1次面接では2月後半~3月前半の差が大きく、20ポイント以上の差がついた。ただし、3月後半から薬系は急増し、4月前半での差は4.1ポイントと縮まった。理系全体と比べて1次面接の時期が集中していると考えられる。

 就職内定率調査では、内々定を受けた社数は3月の後半まで理系全体と薬系は同じような推移をするが、4月前半~後半にかけて薬系が理系全体を上回った。さらに「ほかの企業も見たい」と内々定後でも薬系学生の5分の1が活動を継続予定だった。

 「薬系」の学生の就職活動は、活動割合・活動量は理系全体よりも低い推移だったが、3月後半~4月前半にかけて急増し短期集中の傾向であることがわかった。活動の就職活動量は低いものの内々定の社数は累計で理系全体を上回った。さらに内々定を保持しながらほかの企業や病院等を受験する学生の割合が理系全体と比較して高い傾向だった。
《編集部》

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