動画学習サービス「Schoo」がプログラミング学部を新設

 インターネット生放送を活用したコミュニケーション型動画学習サービス「Schoo(スクー)WEB-campus」が、1月23日より、Webサービスの開発・公開までに必要なカリキュラムを提供する「プログラミング学部」を新たに開設した。生放送授業はすべて無料で受講できる。

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Schoo WEB-campus プログラミング学部
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 インターネット生放送を活用したコミュニケーション型動画学習サービス「Schoo(スクー)WEB-campus」が、1月23日より、Webサービスの開発・公開までに必要なカリキュラムを提供する「プログラミング学部」を新たに開設した。生放送授業はすべて無料で受講できる。

 「Schoo WEB-campus」は、スクーが運営するインターネット生放送を活用したリアルタイム動画学習サービス。現在約12万人の会員を抱えており、過去2年間で1,500以上の授業をオンライン上で無料公開してきた。

 今回のプログラミング学部は、IT領域の発達にともない企業でのエンジニア人材不足が深刻な問題となっている中、Webエンジニアの育成が急務となっていることを受け開設に至った。現在、全国の中学校においてもプログラミングが必修授業になるなど、Webエンジニアとしてのスキルは多方面で求められており、Webプログラミングのスキルを身につけることでキャリアチェンジのきっかけとなることも多いという。

 授業の特徴は、プログラミングの基礎を全く知らない未経験者が「コンピューターの仕組み」や「どの言語を学ばなければならないのか」といった入門編から学ぶことができる点。また、従来のオンライン学習ツールでは、小さなつまずきでも解決策がわからず諦めてしまうケースが多かったが、スクーでは、チャットシステムを使い、一緒に受講しているほかの受講生と実際につまずいたところを共有し、学生同士で解決し合うことができるという。

 今回のプログラミング学部新設にあたり、学部長にはスクーのエンジニアが抜擢された。また、授業の先生も、企業で入門者向けにプログラミングを教える講師をはじめ、スタートアップ企業のCTO(最高技術責任者)、インターネット技術に精通している女優など、業界の第一線で活躍する多種多様な人が務めている。

 学部長は、「プログラミングは環境構築が難しかったり、ちょっとしたミスで動かなかったりする。わかりやすい授業と、互いに教え合いながら受講できる場を設けることで、スクー発のエンジニアを世に送り出したい」と話している。
《畑山望》

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