国際NGOイベント、アジアの子ども防災リーダーを招へい

 3月14日から仙台市で開催される国連防災世界会議にて、国際NGOワールド・ビジョン・ジャパンは、インドネシアとモンゴルの支援地域で防災・減災活動に取り組む2人の男の子を招へいする。

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来日するインドネシアのユディアント君(15)。干ばつが頻発する地域に住んでおり、様々な地域活動を行う子どもグループのリーダーを務め、地域の干ばつについても、子どもの視点から取り組みを行っている(画像はプレスリリースより)
  • 来日するインドネシアのユディアント君(15)。干ばつが頻発する地域に住んでおり、様々な地域活動を行う子どもグループのリーダーを務め、地域の干ばつについても、子どもの視点から取り組みを行っている(画像はプレスリリースより)
  • 同じくモンゴルのルブサンシャラブ君(14歳)。たびたび大きな山火事が起きる森に面した地域に住んでおり、学校で行われる防災訓練の指導員をしたり、山火事で被災した家庭の支援をボランティアで行っている(画像はプレスリリースより)
 3月14日から仙台市で開催される国連防災世界会議にて、国際NGOワールド・ビジョン・ジャパンは、インドネシアとモンゴルの支援地域で防災・減災活動に取り組む2人の男の子を招へいする。「子ども憲章 -子どもによる子どものための防災(災害リスク軽減)行動計画(仮)」を発表する予定となっている。

 「この会議で策定される新しい行動枠組みの対象に子どもを含めるよう、世界のリーダーに訴える」という趣旨で、インドネシアの干ばつが頻発する地域に住むユディアント君、山火事に見まわれる地域に住み、防災訓練の指導員として行動するモンゴルのルブサンシャラブ君を招き、防災や減災についてのセッションなどを行う予定だ。

 国際NGOワールド・ビジョン・ジャパンは世界の子供を支援するキリスト教系の民間ボランティア団体。国税庁から認定NPO法人に認定されており、寄付金は税制上の優遇措置の対象となる。

 国連防災会議は国際的な防災戦略について議論する国連主催の会議で、過去2回とも日本で開催されている。今後の世界の防災戦略を策定するとともに、ホスト国日本の防災ノウハウを詳細に紹介、東日本大震災の経験と教訓を国内外に発信するという特徴を持っている。

国連防災世界会議にアジア各国の子どもの防災リーダーを招へい

《小菅@RBB TODAY》

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