司法試験2015、受験予定者は8,956人…前年比203人減

 法務省は4月16日、平成27(2015)年司法試験の受験予定者数を発表した。出願者は9,072人、受験予定者は8,956人。前年と比べ、出願者、受験予定者ともに約200人減少した。受験予定者のうち、法科大学院課程修了者が96.57%を占める。

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 法務省は4月16日、平成27(2015)年司法試験の受験予定者数を発表した。出願者は9,072人、受験予定者は8,956人。前年と比べ、出願者、受験予定者ともに約200人減少した。受験予定者のうち、法科大学院課程修了者が96.57%を占める。

 平成27年司法試験は、5月13日、14日、16日、17日の4日間にわたって実施される。短答式試験成績発表は6月4日、合格発表は9月8日を予定。受験できるのは、法科大学院課程の修了者と司法試験予備試験の合格者。今までの司法試験法では「5年間に3回」という制限が設けられていたが、平成26年5月の司法試験法一部改正により、5年の期間内であれば毎年司法試験を受験できるようになった。

 出願者は9,072人で前年の9,255人と比べ183人減少。受験予定者は8,956人で前年の9,159人と比べ203人減少した。受験予定者を性別にみると、男性6,634人(74.07%)、女性2,322人(25.93%)。受験資格別にみると、法科大学院課程修了者が8,649人(96.57%)、司法試験予備試験の合格者が307人(3.43%)。受験回数別にみると、「1回目」35.02%、「2回目」29.47%、「3回目」24.22%、「4回目」11.30%となった。
《工藤めぐみ》

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