国内高校生4プロジェクト入賞の快挙、インテル国際学生科学技術フェア

 「インテル国際学生科学技術フェア(ISEF)2015」が、5月10日から15日まで米ピッツバーグで開催され、日本代表の高校生5人が優秀賞に選ばれた。日本代表の4プロジェクトが優秀賞に入賞するのは初の快挙となる。

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インテル国際学生科学技術フェアに参加した日本代表派遣団
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 「インテル国際学生科学技術フェア(ISEF)2015」が、5月10日から15日まで米ピッツバーグで開催され、日本代表の高校生5人が優秀賞に選ばれた。日本代表の4プロジェクトが優秀賞に入賞するのは初の快挙となる。

 ISEFは、高校生を対象とした世界最大の科学技術コンテスト。日本からは、提携コンテストである「高校生科学技術チャレンジ」「日本学生科学省」から代表に選出された19人、13プロジェクトが参加した。

 審査の結果、宮城県仙台第三高校の門口尚広氏が化学部門の3等、宮城県仙台第二高校の遠藤意拡氏が地球環境科学部門の3等、愛媛県立長浜高校の重松夏帆氏と山本美歩氏が動物科学部門の4等、千葉市立千葉高校の市毛貴大氏が機械工学部門の4等に入賞した。

 このほか、企業や学会、大学などが独自の審査基準で授与する特別賞として、茨城県立並木中等教育学校の久保裕亮氏が、アメリカ園芸学会賞3等に入賞した。

 日本代表派遣団から4プロジェクトが優秀賞に入賞したのは初めて。優秀賞には、各部門から1~4等が選ばれた。審査は、研究をまとめた展示パネルを前に、審査員との面談形式で実施。研究の課題設定、計画と手法、データ収集・分析・解釈、独創性、発表を基準に審査が行われた。
《奥山直美》

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