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文科省、タブレットの有用性など教育ICTの実証研究成果を公表

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タブレット端末整備前後比較(小学校)
  • タブレット端末整備前後比較(小学校)
  • 「効果的な指導方法の開発」モデル授業
  • 「ICT活用ステップアップ映像集」利用ガイド
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  • 「校内研修リーダー養成研修モデルカリキュラム」の実証地域
  • 校内研修リーダー養成のための研修手引き
 文部科学省は5月19日、教育の情報化サイトに「ICTを活用した教育の推進に資する実証事業」の成果報告書と活用の手引きを公表した。タブレット端末の有用性や、ICTの活用が最適な指導方法の事例などについてまとめている。

 同省はICTを効果的に活用した教育を推進するため、「教育効果の明確化」「効果的な指導方法の開発」「教員のICT活用指導方法の確立」が必要であるとして、平成26年度に実証研究を委託事業として実施した。

 「教育効果の明確化」では、2014年9月より全国4地域の公立小学校4校と公立中学校3校の計7校を対象に、タブレット端末を活用した授業と活用しない授業を計画的に実施し、タブレット端末の活用効果を検証した。その結果、タブレット端末が整備された後、1年間で児童生徒の基礎的なICT操作能力は向上することが明らかとなった。232ページにわたる報告書のほか、効果検証のための手順書にまとめている。

 「効果的な指導方法の開発」では、ICTをすでに導入・活用している小中学校(全国16校)の協力を得て、ICTの活用が最適な指導方法の事例を校種・教科別に映像(25本)と冊子にまとめた。

 「教員のICT活用指導方法の確立」では、全国9地域の教員研修センター等の協力を得て、ICT活用指導力の向上を目指した「校内研修リーダー養成研修モデルカリキュラム」を開発。また、教育委員会や教育センターなどの研究担当者向けに、研修を企画・実施する際の留意点を解説した手引きも作成した。

 すべての成果報告書は、教育の情報化サイトにPDFで掲載されている。また、ICT活用ステップアップ映像集についてはDVDを、校内研修リーダー養成研修モデルカリキュラムについてはCDを全国の都道府県・市区町村教育委員会に配布する予定としている。
《工藤めぐみ》

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