【大学受験】大学生協、入学にかかる費用など「準備早わかり」

 全国大学生活協同組合連合会(大学生協)は充実した大学生活を送るために、Webサイトで「新生活準備早わかり」を掲載。入学までにかかる費用、1人暮らしに必要な準備、奨学金などを、グラフやイラストを用いて分かりやすく説明している。

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 全国大学生活協同組合連合会(大学生協)は充実した大学生活を送るために、Webサイトで「新生活準備早わかり」を掲載した。入学までにかかる費用、1人暮らしに必要な準備、奨学金などを、グラフやイラストを用いて分かりやすく説明している。

 紹介しているのは、「入学までにいくらかかる?」「奨学金とは?」「住まい探しのポイントは?」「新生活用品は何が必要?」「大学生活にかかるお金は?」「オススメのパソコンは?」の6テーマについて。

 「入学までにいくらかかる?」では、下宿生と自宅生、国公立大学、私立大学に分けてグラフで表記。2014年度の大学生協の調査では、出願まで、受験、入学大学納付金、合格発表・手続き、教科書・教材、住まい探し、生活財購入費用など9項目にわけ、合計を算出した。下宿生の入学までにかかった費用は、国公立大学は178万6,900円、私立大学は204万9,200円。自宅生の場合は、国公立大学は108万4,400円、私立大学は128万1,300円だった。

 「新生活用品は何が必要?」では、最低限必要な生活家電や防犯対策に光が漏れない1級遮光カーテン、退去時のトラブルを避けるために床を傷つけないようカーペットを用意するなど、用品選びのポイントをまとめている。

 また、ベッドや寝具、調理器具など最低限必要なものをそろえると約20万円かかるという。保護者の声では、家財道具のほとんどを大学生協のカタログで注文し、指定日にまとめて配送してもらったという体験談も紹介している。

 「大学生活にかかるお金は?」については、2014年度の調査では下宿生1か月あたりの平均支出が11万6,960円。そのうち住居費が5万2,630円と大きく占めている。そのほか、奨学金については、返済の不安から近年受給者は減少傾向にあるが、返済義務のない給付型、減免する特待生制度、企業などが設立した育英団体の奨学金制度などについても掲載している。
《田中志実》

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