オリオン座流星、10/21深夜から観測チャンス…月明かりなし

 オリオン座流星群が10月21日から22日にかけて、観測の好機を迎える。全国的に晴れるところが多い予報になっており、月の沈む午前0時以降から明け方にかけて観測が期待できそうだ。

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ウェザーニューズ「オリオン座流星群2015」特設サイト
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  • 流星のしくみ (c) 国立天文台 天文情報センター
 オリオン座流星群が10月21日から22日にかけて、観測の好機を迎える。全国的に晴れるところが多い予報になっており、月の沈む午前0時以降から明け方にかけて観測が期待できそうだ。

 オリオン座流星群は毎年10月中旬から下旬にかけて出現する流星群で、もっとも活動が活発になる極大日は10月21日となる。流星は午後10時頃から流れ始めるが、放射点が高くなる真夜中過ぎからが観察に適しているという。折しも21日は上弦で、22日午前0時には月は沈み、月明かりの影響を受けずに観測ができる。

 21日夜から22日早朝は、沖縄や小笠原諸島では台風の影響を受けるものの、西日本から東日本にかけて広く晴れる予報。北日本でも雲の切れ間から見られるチャンスがありそうだ。朝晩の冷え込みは厳しくなっているので、屋外での観測には暖かい服装で臨みたい。

 ウェザーニューズでは、24時間ライブ放送番組「SOLiVE24」で、21日午後10時より全国7か所から流星のようすを同時中継する予定。また、中継映像でとらえた流星のようすを3分以内にスマートフォンに知らせる「流星キャッチャー」も用意している。屋内でも流れ星を楽しみたい人、天候に恵まれなかった人にも楽しめるサービスだ。

 なお、明け方まで観測を楽しんだ人は、日の出前の東の空に目を向ければ、輝く金星や木星、火星の共演が見られるはずだ。26日前後にはさらに木星が金星と接近し、美しい眺めになるという。
《勝田綾》

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