文部科学省は、平成28年度からの私立大学医学部の収容定員増加にかかわる学則変更認可申請の一覧を公表した。認可申請にともなう私立大医学部の増員は7校18人。平成28年度医学部の入学定員は128人増の9,262人となる見通し。 増員を申請している大学は、埼玉医科大学（1人）、順天堂大学（3人）、帝京大学（2人）、日本医科大学（2人）、東海大学（3人）、愛知医科大学（2人）、藤田保健衛生大学（5人）の7校。いずれも設置申請期限の特例に基づく収容定員増期間を付した収容定員増（平成36年度まで）。認可申請に伴う増員は、計18人。 同省によると、平成28年度の大学医学部入学定員の増員数は、地域枠として9大学28人。このうち、私立大学が7大学18人となっており、国立大学は筑波大学8人、長崎大学2人。 このほか、東北医科薬科大学（東北薬科大学から名称変更）に新設される医学部に定員100人が加わり、平成28年度医学部の入学定員は128人増の9,262人となる見通し。 なお、今回の諮問に対する答申は、10月下旬に行われる予定となっている。
