【大学受験2016】関西学院大、補欠合格制度を導入…難易度変化なし

 関西学院大学は、2016年度一般入学試験より補欠合格制度を導入すると発表した。合格者発表の際に補欠者を発表し、補欠者合格発表日に必要に応じて補欠者の中から合格者を発表する。補欠者の合格発表に際しては、本人のみが合格を確認できるように配慮を行うという。

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 関西学院大学は、2016年度一般入学試験より補欠合格制度を導入すると発表した。合格者発表の際に補欠者を発表し、補欠者合格発表日に必要に応じて補欠者の中から合格者を発表する。補欠者の合格発表に際しては、本人のみが合格を確認できるように配慮を行うという。

 補欠合格制度の導入は、文部科学省の大都市圏への学生集中是正方策に対応するとともに、適正な教育環境を維持しながら、少人数教育やアクティブラーニングを飛躍的に拡大するための大学教育改革を推進することが目的。

 補欠合格制度は、大学入試センター試験を利用する入学試験を除く一般入学試験で導入する。関西学院大学では、これまで定員の1.0倍になるよう合格者を発表しており、補欠合格制度を導入しても合格者数に大幅な変動はなく、入学試験の難易度にも変化はないという。

 補欠者の発表は一般入試合格者発表と同時に、一般入試受験者を対象にWebサイト上で行う。補欠者には書面での通知は行わないという。入学手続者に欠員が生じた場合、補欠合格者発表が行われ、補欠合格者には合格通知書が発送される。補欠者は、補欠合格者となった場合に入学を許可され、補欠合格者となった後は、正規の「合格者」となり、入学後の不公平な取扱いは一切ない。

 入学手続き状況により、補欠者・補欠合格者は「該当者なし」という場合もあるという。補欠合格制度については、「2016年度 関西学院大学 入学試験要項」で詳しく見ることができる。
《外岡紘代》

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