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パート主婦の働き方、7割が「103万・130万の壁」を意識

生活・健康 保護者

 ライフネット生命保険は12月1日、パート主婦の働き方に関する意識調査の結果を発表した。調査の結果、パートをしている主婦は7割以上が年収を制限しながら働いていることがわかった。また、もしも収入が増えた場合には、6割以上が「貯蓄」「子どもの養育費・教育費」に使うと答えた。

 パート主婦の働き方に関する意識調査は、夫と子どもがいて、パート・アルバイトをしている20~59歳の主婦を対象に、モバイルリサーチを実施。2015年9月19日から28日の期間で、1,000名の有効回答を得た。

 パート・アルバイトをする際に問題となるのが、社会保険や配偶者控除に関する年収の壁だ。いわゆる「103万円・130万円の壁」だが、2016年10月施行の「短時間労働者に対する被用者保険の適用拡大」では、この壁が引き下げられることになる。「被用者保険の適用拡大」では、週20時間以上、月額賃金8.8万円以上(106万円以上)なども対象とされる。

 現在、年収103万円以下になるよう制限している主婦は56.5%、130万円未満に制限している主婦は19.8%にのぼった。本当は手取り年収がいくら増えるように働きたいかを尋ねると、平均回答は67.9万円だった。もっとも多かったのが、10万円~50万円未満だった。

 「被用者保険の適用拡大」が施行された場合の働き方の変化を質問すると、52.7%が「手取り年収が増えるように働きたい」、42.8%が「今のまま(働き方を変えない)」と答えた。適用拡大の基準となる年収106万円以上130万円未満の主婦に限ると、「手取り年収が増えるように働きたい」が64.0%を占めた。

 もしも収入が増えた場合に使うことを聞くと、67.6%が「貯蓄」、62.5%が「子どもの養育費・教育費」と答え、「旅行」34.5%、「レジャー(映画・遊園地など)」28.5%などを大きく引き離した。収入増のために労働時間を増やす場合の問題点では、「家事との両立」「自分の体力」「子どもとの時間の確保」が上位となった。また、乳幼児の子どもがいる主婦は、「早退や休暇の取得」「子どもの預け先」も多くあがっていた。

 自身が病気やケガで長期間働けなくなった際の不安なことでは、「日々の生活費」71.1%がもっとも多く、ついで「治療費」57.3%となった。年収が高いほど生活費に不安を感じる傾向にあり、年収130万円以上では83.7%と平均より高くなっていた。
《黄金崎綾乃》

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