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【大学受験2016】河合塾が入試動向分析…東大推薦の影響ほか全体傾向

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大学入試情報サイト「Kei-Net」
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  • 国公立大の全体概況
  • 「いよいよ本番!!がんばれ受験生2016」
 河合塾の大学入試情報サイト「Kei-Net」は12月4日、入試動向分析に「第3回全統マーク模試にみる2016年度入試の動向」を掲載した。学部系統の人気傾向は「文高理低」だという。また、受験生へのメッセージやアドバイスを紹介した「がんばれ受験生2016」を公開している。

 河合塾によると、第3回全統マーク模試の受験者は前年比106%と増加した。また、国公立大入試のメインとなる前期日程の志望者も前年比103%増となったが、模試受験者の増加率と比べると低くなっている。2015年度入試では、数学・理科での新課程に対応した入試により、センター試験受験が必須の国公立大学ではやや敬遠傾向があった。その傾向が2016年度入試でも継続していると分析している。一方、私立大学の志望者数は前年比109%となっており、国公立大学よりも私立大学を手厚く受験する動きが見られるという。

 国公立大学の学部系統の人気は、2015年度入試に引き続き「文高理低」の傾向。文系では社会科学系の各系統で志望者増加が目立ち、「社会・国際」「法・政治」「経済・経営・商」が人気となっている。「社会・国際」系は、国際系学部の新設が影響、「法・政治」では、地方大の政策系学部が、廃止が相次ぐ教育学部総合科学課程志望者の受け皿となっていることが関係しているという。かつての勢いを失った理系学部だが、医療系の中でも「看護」分野については、前年比104%増と変わらず高い人気となっている。

 また、東京大学が2016年度入試から推薦入試を導入したのに伴い後期日程を廃止したため、従来であれば後期日程を受験していた層が、他大学に出願すると見られる。後期日程志望者は例年3,000人程度おり、影響は大きくなりそうだ。また、2016年度は、教育学部の総合科学課程の廃止、国際系学部の新設など、学部再編に伴う動向変化に注意としている。

 私立大学の志望動向でも「文高理低」の傾向があり、特に「法・政治」「経済・経営・商」が人気だという。私立大学での大きな動きとしては、国際系や医療系の新学部の設置、キャンパスの移転・新設がある。また、私立大学の公立大学法人化も注目されており、2016年度より公立大学法人化を予定している成美大学・山口東京理科大学は、公立大学になることで授業料が下がることもあり、志望者が大きく増加しているという。

 これらの国公立大・私立大の全体概況のほか、おもな大学として、国公立大学20校、私立大学13校の動向分析を公開している。

 また、特集として「いよいよ本番!!がんばれ受験生2016」を掲載。河合塾講師からのメッセージとともに、Kei-Net特派員へのアンケート結果を紹介している。冬休みの学習時間やセンター試験の過去問は何年分解いたかなどの学習に関する質問のほか、起床・就寝時間や息抜き方法についてまとめたグラフや経験談を閲覧することができる。

 このほか、Kei-Netでは、新設大学・増設学部・学科一覧や、私立大学・短期大学・大学校の初年度納付金なども掲載している。
《黄金崎綾乃》

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