筆記と実技で競う「科学の甲子園ジュニア」、富山県チーム優勝

 全国の中学生が理科や数学の知識と活用能力を競う「第3回 科学の甲子園ジュニア全国大会」が12月4日から6日にかけて都内で開催され、富山県代表チームが優勝を飾った。

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科学の甲子園ジュニア
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 全国の中学生が理科や数学の知識と活用能力を競う「第3回 科学の甲子園ジュニア全国大会」が12月4日から6日にかけて都内で開催され、富山県代表チームが優勝を飾った。

 「科学の甲子園ジュニア全国大会」は、科学好きの裾野を広げるために科学技術振興機構によって創設された。第3回大会では全国から2万3千名を超える中学生がエントリーし、各都道府県から選抜された47チーム合計282名の生徒が、理科や数学に関する知識とその活用能力を駆使してさまざまな課題に挑戦した。

 筆記競技、実技競技2種目の得点を合計した総合成績により優勝したのは、富山県代表チーム。黒部市立高志野中学校、富山市立新庄中学校、高岡市立五位中学校、富山大学人間発達科学部附属中学校の4校合同チームで、筆記競技と実技競技2で最高得点を獲得した。

 第2位は、実技競技1で最高得点を獲得した、宮崎県立宮崎西高等学校附属中学校による宮崎県代表チーム。第3位は福島大学附属中学校と郡山ザベリオ学園中学校合同の福島県代表チームとなった。

 企業賞として、総合6位の岡山大学教育学部附属中学校による岡山県代表チームは、女子2名以上を含むチームのうち総合成績最上位のチームに贈られる女子生徒応援賞を受賞。弘前大学教育学部附属中学校による青森県代表チームは、イノベーションを予感させるユニークな解答をしたチームとしてイノベーション予感賞を受賞した。大会成績は科学の甲子園ジュニアWebサイトから確認できる。

 「第4回 科学の甲子園ジュニア全国大会」は、平成28年12月上旬に開催される予定。
《勝田綾》

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