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「学校なくさないで」…どうなる神奈川県立高校の統廃合、改革案に関する意見公開

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神奈川県教育委員会「『県立高校改革実施計画(全体)素案』に関する意見募集の結果について」
  • 神奈川県教育委員会「『県立高校改革実施計画(全体)素案』に関する意見募集の結果について」
  • 改革に寄せられたパブリックコメントの一部(参考:「県立高校改革実施計画(全体)【素案】」への提出意見及びこれに対する県の考え方)
  • 意見募集結果の概要
  • 県の考え方
 神奈川県教育委員会は12月14日、現在の県立高校142校のうち20~30校を減らすことなどを盛り込んだ「県立高校改革実施計画(全体)素案」に寄せられた県民からの意見(パブリックコメント)を公開した。

 「県立高校改革実施計画(全体)素案」は、平成28年度を初年度として平成39年度までの12年間で実施予定の高校改革案。質の高い教育の充実、学校経営力の向上、再編・統合などの取組みを柱とし、生徒学力調査の実施やプログラミング教育などの研究推進校の指定、教職員の研修体系の構築や高校のICT環境整備の推進などが改革案として盛り込まれている。素案では再編・統合などの取組みについても触れられており、改革を通じて県立高校は現在の142校から、20~30校を減少するとされていた。

 神奈川県教育委員会はこの実施計画に関し、10月16日から11月16日まで県民からの意見(パブリックコメント)を募集した。12月14日に公表された結果によると、意見提出者数は399人。集まった意見の延べ件数は1,083件だった。もっとも意見が寄せられた区分は学校の統廃合に関する「『少子化社会における適正な規模等に基づく県立高校の再編・統合に取り組みます』に関すること」で246件。

 公表された結果のうち、1,076件はPDFで「意見要旨」と「県の考え方」が示されている。統廃合に関する意見には、「高校改革は結構ですが、学校数の低減は再考すべき」「総合学科の縮小は致し方ないことかもしれませんが寂しい」「もし、再編で私の通っている学校がなくなってしまうなら、なくしてほしくない」「総合学科がわかりやすくなればよい」「県立高校は地元にとって大切であり、まさに若さの源泉であり、再編・統合を慎重に進めてほしい」「20校程度の削減を行うことにより、1学校あたりの学校数の規模が過大になり、教育の質の低下が懸念されます」などがあげられている。

 結果はすべて神奈川県教育委員会Webサイト「意見募集(パブコメ)」の「『県立高校改革実施計画(全体)【素案】』に関する意見募集の結果について」で閲覧可能。
《佐藤亜希》

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