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将来の夢は? 新成人の子ども時代から変わらない女子不動の1位とは

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 第一生命は1月7日「大人になったらなりたいもの」アンケートの結果を発表した。男子は「サッカー選手」、女子は「食べ物屋さん」が1位となった。また、2016年の新成人が子どものころに行ったアンケート結果と比較し、「将来の夢」の変化を分析している。

 調査は2015年7月から9月、全国の未就学児と小学生を対象にした「夏休みこどもミニ作文コンクール」の応募用紙に記入する形で実施。8万2千人の回答の中から、都道府県別・学年別に抽出した1,100点の内容を集計・分析した。

 男子の1位は、「サッカー選手」。2位は「野球選手」だった。2015年ワールドカップ予選の効果をはじめ、欧州名門チームでの日本人選手の活躍や、サッカーアニメ「キャプテン翼」世代が父親になってきていることから、サッカー人気が高まっていると分析している。3位は「警察官・刑事」で、これは近年刑事ドラマが多く放送されたためではないかという。また、「電車・バス・車の運転士」は2年連続で順位が上昇し、調査開始以来最高位の4位。北陸新幹線の開通など電車にまつわる話題が多かったことが、人気に影響しているようだ。

 女子は、1位が19年連続で「食べ物屋さん」。パティシエが主人公のNHKの連続テレビ小説「まれ」が、根強い人気を下支えしたのではないかという。2位は「保育園・幼稚園の先生」、3位が「看護師さん」だった。7位「飼育係・ペット屋さん・調教師」は、話題の「イケメンゴリラ」や任天堂のゲーム「どうぶつの森」ヒットで、動物にまつわる職業の人気がアップしたのではないかと分析している。10位には「デザイナー」が順位をあげてベスト10入り。キャラクターを自分でコーディネートして遊ぶ「プリパラ」のヒットが影響しているのではないかという。

 また、2016年の新成人が子どものころに調査した「大人になったらなりたいもの」についても振り返っている。新成人が当時3歳だった1998年、7歳だった2002年、9歳だった2004年、12歳だった2007年のアンケート結果と、2015年のアンケート結果を比較している。

 当時の男子の人気職業は、現在はサッカー選手に人気が押され気味な「野球選手」がトップ。2002年の日韓ワールドカップの年にはトップを譲っているが、相次いで誕生したメジャーリーガーの活躍などで人気が続いたと分析している。以下、「警察官・刑事」や「お医者さん」などが続き、トップ10にランクインする職業は現在とあまり変わらない。

 女子のトップは当時も「食べ物屋さん」で、不動の第1位。以下「看護師さん」や「保育園・幼稚園の先生」の人気も現在と変わらない。一方、当時人気の職業だった「お花屋さん」は現在トップ10に入っていない。これは近年、若い世代が花を買う機会が減少したためでないかと分析している。

 「大人になったらなりたいもの」アンケート調査は、第一生命が1989年より毎年実施しており、学年別・地域別の分析や、過去に行ったアンケート結果をホームページで紹介している。
《塩田純子》

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