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短時間学習、公立小の半数・中学の7割以上が週5日実施

教育・受験 先生

 文部科学省は2月4日、1月20日に行われた教育課程部会小学校部会(第1回)の配付資料を公表。公立小学校・中学校における短時間学習の実施状況によると、小学校の約75%、中学校の約65%が短時間学習を実施しており、中学校では9割が週4日以上行っていた。

 公立小学校・中学校における短時間学習の実施状況は、現在行われている平成27年度教育課程の編成・実施状況調査の一部。平成26年度の実績について調査したもの。

 短時間学習の実施内容・態様をみると、小学校では「読書活動」91.4%、「計算学習」84.0%、「漢字練習」77.8%の実施割合が高い。ただし、「外国語(ゲーム、チャンツなど音声中心)」5.9%、「英語(アルファベットや単語などの練習)の学習」2.6%は割合は低いものの、授業時間内に含めて実施してる割合が相対的に高くなっている。中学校では「読書活動」「計算練習」「漢字練習」「英単語、リスニングなどの練習」を実施している割合が高い。

 短時間学習の実施状況では、小学校の74.8%、中学校の64.8%が実施。週あたりの実施状況(日数)をみると、小学校の50.4%が週5日、26.1%が週4日行っている。中学校では、週5日が73.3%を占め、週4日の17.1%とあわせると、週4日以上行っている中学校は9割にものぼる。

 短時間学習の目的として考えるもの(複数回答)では、小・中学校ともに「繰り返し学習による基礎的な知識・技能の定着」「朝学習を通じた1日のリズムの定着」「学習習慣の定着」が多くあげられていた。短時間学習により具体的な成果や変容がみられたものを聞くと、小学校の85.2%は「基礎的な知識・技能が身についた」と答え、中学校の73.5%は「1日のリズムが整うようになった」と答えた。

 授業時間に含めて行う短時間学習を効果的に行ううえでの課題については、「短時間学習の効果的な指導内容・方法」「教材・教具などの開発や準備の時間」をあげる小・中学校が多い。

 小学校での「外国語(ゲーム、チャンツなど音声中心)」は実施学校の41.6%、「英語(アルファベットや単語などの練習)の学習」は実施学校の54.7%が、授業時間に含めていると回答。いずれも1回あたりの実施時間は「15分」が半数以上、学級担任のみで実施していること多い。週あたりの実施回数は1回が最多となっており、「朝学習など午前の始業前」の時間に「独自作成の教材」を使用して実施する傾向にあった。
《黄金崎綾乃》

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