【就活】育児休暇を取りたい、男女とも増加…2017年卒調査

 マイナビは今年就活に励む2017年卒業予定の大学生・大学院生を対象に、ライフスタイル調査を実施。その結果を9日に発表した。

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育児休暇を取って子育てしたい理由(男子)
  • 育児休暇を取って子育てしたい理由(男子)
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  • 結婚後の仕事に関してどのように考えているか
  • 「共働きが望ましい」と考える理由
 マイナビは今年就活に励む2017年卒業予定の大学生・大学院生を対象に、ライフスタイル調査を実施。その結果を9日に発表した。

 子育ての考えについては「育児休暇を取って積極的に子育てしたい」という回答が、男子は前年同様調査に比べて0.9ポイント増の33.9%、女子は同1.9ポイント増の67.6%となった。「育児休暇は取らないが夫婦で子育てはしたい」との考えは、男子51%で女子7%だが、男女とも前年に比べて減少(男子1.2ポイント減、女子2.5ポイント減)している。

 「育児休暇を取る」を選択した理由の1位は、男女ともに「子供が小さいうちはできるだけそばにいてあげたいから」で、男子は36.6%、女子は50%だったが、前年比では男子が4.8ポイント減女子が2.2ポイント減と、ともにその割合が減っている。ただし、男子で2位だった「育児休暇を取るのは当然の権利だと思うから」は、男子で6ポイント増の28.2%と大きく増加している。

 ディスコが1月18日に発表した調査結果によると、2017年卒業予定者が「将来性がある」や「給与・待遇が良い」、「福利厚生が充実している」など、さまざまな待遇を重視していることがわかった。その1つとして育児休暇を見た場合、今年の就活学生は育児休暇の取得に前向きだという、今回の調査結果と結びつく。

 特に男子は、育児に積極的な男性“イクメン”の予備軍が多いようだ。人事担当者は新卒採用にあたり、育児休暇や育児支援、ワークライフバランスなどを強くPRすれば、大きな成果を得られるかもしれない。

新卒採用のヒント! 今年の就活男子はイクメン予備軍が多数!?

《加藤/H14》

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