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都内公立校の年間学校教育費は小中高で増加、中等教育学校13.4万円

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 東京都教育委員会は2月15日、都内の公立学校の保護者が平成26年度に負担した学校教育費を公表した。一人あたりの経費がもっとも高かったのは中等教育学校で13万4,622円。中学校73,782円、高校は58,095円だった。

 平成27年度保護者が負担する教育費調査は、東京都の公立幼稚園、小学校、中学校、高等学校(全日制・定時制・通信制)、中等教育学校および特別支援学校が対象で、学校数は計2,399校(分校1校)、児童生徒数は96万1,965人。保護者が支出した教育費のうち、教材費、学校給食費、遠足・修学旅行代など学校に納入した経費を調査対象費用とした。

 報告書によると、都内公立学校の保護者が平成26年度に支払った年間費用は562億4862万4千円となり、平成25年度より17億8784万2千円(3.3%)増加した。会計別にみると「学校徴収金」531億6603万7千円(同94.5%)、「PTA会計」24億4213万1千円(構成比4.3%)、「その他の会計」6億4045万6千円(同1.1%)となっている。

 学校教育費の実支出額を児童・生徒一人あたりでみると、中等教育学校が13万4,622円ともっとも多く、ついで中学校73,782円、高等学校(全日制)58,095円、小学校53,451円となった。平成25年度と比較すると、中等教育学校で16,038円(13.5%)、中学校で1,626円(2.3%)、小学校で1,398円(2.7%)、高等学校(全日制)で1,434円(2.5%)増加している。

 学校種別ごとの一人あたりの費用では、小学校のおもな支出先は学校給食37,954円がもっとも多く、構成比73.8%を占める。ついで教科活動7,212円(14.0%)、遠足・移動教室3,667円(7.1%)となった。

 中学校の一人あたりの費用73,782円の内訳では、構成比49.6%の学校給食が35,530円ともっとも多く、修学旅行・遠足など18,897円(26.4%)、教科活動11,346円(15.8%)と続く。

 高校(全日制)の一人あたりの費用58,095円でもっとも多い支出先は、修学旅行・遠足など29,816円(構成比54.3%)。ついで生活・進路指導8,728円(15.9%)、儀式・ 学校行事6,301円(11.5%)、教科活動5,877円(10.7%)となった。

 中等教育学校の一人あたりの費用134,622円の構成比では、修学旅行・遠足などが66,207円で50.1%ともっとも多く、学校給食が27,549円(20.9%)、教科活動18,837円(14.3%)、生活・ 進路指導12,632円(9.6%)と続いた。

 東京都教育委員会のWebサイトでは、調査結果の概要や学校種別からみた学校教育費、一人あたり受益者負担額の推移などの詳細を掲載している。
《勝田綾》

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