第62回読書感想文コンクール課題図書・要項発表…書き方もアドバイス

 全国学校図書館協議会(SLA)と毎日新聞社は、小中高生より募集する「第62回青少年読書感想文全国コンクール」を開催する。課題図書または自由図書が対象で、SLAでは応募要項とともに「読書感想文の書き方」パンフレットを作成し、各校に配布する。

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全国学校図書館協議会(全国SLA)
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 全国学校図書館協議会(全国SLA)と毎日新聞社は、小中高生より募集する「第62回青少年読書感想文全国コンクール」を開催する。課題図書または自由図書が対象で、SLAでは応募要項とともに「読書感想文の書き方」パンフレットを作成し、各校に配布する。

 「青少年読書感想文全国コンクール」は、子どもや若者が読書に親しみ、自分の考えを正しい日本語で表現する力を養うことを趣旨として開催している。

 応募資格は満20歳まで。小学校低学年の部(1、2年生)、小学校中学年の部(3、4年生)、小学校高学年の部(5、6年生)、中学校の部、高等学校の部の5部で、それぞれ指定された図書を読んで書く「課題読書」またはフィクション、ノンフィクションに関わらず自由に本を選ぶ「自由読書」に区分される。

 縦書きで自筆すれば、原稿用紙の大きさや字詰に規定はない。字数は部門によって800~2,000字以内と異なる。課題読書、自由読書それぞれに1人1編ずつ応募可能。作品提出は在籍校を通じて行い、締切りは都道府県により異なる。

 入賞は、在籍校を通じて本人あてに通知されると同時に、2017年2月「毎日新聞」「毎日小学生新聞」「学校図書館」および「学校図書館速報版」紙上で発表される。また、最優秀作品、優秀作品、優良作品、奨励作品は原則として入賞作品集「考える読書」に掲載される。

 開催にあわせ、全国学校図書館協議会は児童・生徒に向けたパンフレット「本がもっと好きになる!読書感想文の書き方」を作成した。作文が苦手な6年生「タカシくん」と読書好きの「依田先生」の会話を通して、感想文の書き方を学びながら読書の楽しさも発見できる内容で、6月上旬にコンクールの応募要項とともに、全国の小・中・高校に配布される予定。第62回の課題図書は、全国学校図書館協議会のWebサイトに掲載されている。

◆第62回青少年読書感想文全国コンクール応募要項
応募区分および字数:
※それぞれ「課題読書」「自由読書」に区分
1、小学校低学年の部(1、2年生)本文800字以内
2、小学校中学年の部(3、4年生)本文1,200字以内
3、小学校高学年の部(5、6年生)本文1,200字以内
4、中学校の部 本文2,000字以内
5、高等学校の部 本文2,000字以内
《勝田綾》

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