埼玉県「運動部活動インターンシップ」大学生ら70人が参加

 埼玉県教育委員会は、県内の教員を目指す大学生らを対象に「埼玉県運動部活動インターンシップ」を行っている。2016年度は70人が参加し、5月から2017年1月末まで、県内の公立中学校・高校で運動部活動の技術指導の補助などを体験する。

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 埼玉県教育委員会は、県内の教員を目指す大学生らを対象に「埼玉県運動部活動インターンシップ」を行っている。2016年度は70人が参加し、5月から2017年1月末まで、県内の公立中学校・高校で運動部活動の技術指導の補助などを体験する。

 「埼玉県運動部活動インターンシップ」は、中高生と年齢が近く若い指導者を運動部活動に派遣し、生徒にスポーツの楽しさや達成感を味わわせることで運動部活動の魅力アップと青少年の健全育成を目指す事業。2016年度で5年目となる取組みで、教員を目指す大学生らには、運動部活動で生徒と触れ合う指導実践の機会を提供する。

 平成27年度には、92人が委嘱指導者として参加し、県内の公立中学校33校、公立高校38校、計71校に派遣されている。平成28年度は、大学生58人、小中高校の非常勤講師12人の計70人が参加。5月14日に指導者講習会に参加し、運動部活動の現状や課題、体罰防止や安全対策について学んだうえで、5月16日から県内公立中学校や高校の運動部に派遣され、技術指導の補助などを担う。

 派遣回数は、2017年1月31日までに年15回以上。派遣対象となっている運動部は、陸上競技、水泳、バスケットボール、サッカー、野球など、中学校20競技、高校37競技。派遣される大学生らは、謝金や交通費のないボランティア活動となり、事業修了者には県教委から修了証が交付される。
《奥山直美》

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