厚生労働省が2024年3月22日に発表した第113回看護師国家試験の学校別合格者状況によると、新卒・既卒を合わせた合格率が100.0％となった大学は、防衛医科大学校や九州大学など52大学だった。
第113回看護師国家試験は、2月11日に行われた。3月22日午後2時より厚生労働省のWebサイトで受験地別に合格者の受験番号が掲示されている。受験状況は、出願者数6万3,931人、受験者数6万3,301人、合格者数5万5,557人で、合格率は87.8％。このうち、新卒者の合格者数は5万3,903人で、合格率は93.2％だった。
学校別合格者状況によると、合格率が100.0％だった大学は52大学。このうち、合格者数が100人を超えたのは、「順天堂大学医療看護学部看護学科」200人、「藤田医科大学保健衛生学部看護学科」134人、「防衛医科大学校医学教育部看護学科」106人、「福岡大学医学部看護学科」105人の4大学。合格率が100.0％の短期大学はなかった。
そのほか、「東京大学医学部健康総合科学科」は合格率75％・合格者数3人、「京都大学医学部人間健康科学科先端看護科学コース」は合格率96.4％・合格者数27人、「大阪大学医学部保健学科看護学専攻」は合格率98.6％・合格者数72人、「九州大学医学部保健学科看護学専攻」は合格率100％・合格者数67人。
なお、この記事は3月22日に厚生労働省より提供を受けた第113回看護師国家試験の学校別合格者状況に基づく。
