クリスマスには登場? スマホで操作する昆虫ラジコン「KAMIGAMI」

 IoT(Internet of Things)関連製品を販売するソフトバンクのプラットフォーム「+Style」のラインナップに、新製品が追加された。都内で26日に開催された記者説明会では、10を超える製品が登場。

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米Dash Robotics社の「KAMIGAMI ROBOTS」。昆虫や爬虫類の動きを再現したラジコン製品で、スマホで操作できる
  • 米Dash Robotics社の「KAMIGAMI ROBOTS」。昆虫や爬虫類の動きを再現したラジコン製品で、スマホで操作できる
  • 外装は、ボール紙を薄いプラスチックで挟んだもの。これをプラモデルのように組み立てる
  • ロボット基板
  • 2個の動力だけで駆動している
  • 2個の動力だけで駆動している
  • スマートフォン、タブレット端末とはBluetoothで通信する。専用アプリの利用イメージ
  • 新しいゲームをつくったり、友人とプログラムを競い合ったりできる
  • 新しいゲームをつくったり、友人とプログラムを競い合ったりできる
 IoT(Internet of Things)関連製品を販売するソフトバンクのプラットフォーム「+Style」のラインナップに、新製品が追加された。都内で26日に開催された記者説明会では、10を超える製品が登場。人気商品はソフトバンクショップや、ワイモバイルショップで販売していく予定だ。

 アイコン社が紹介したのは、アメリカの企業Dash Robotics社が開発し、米国内ではすでに販売されている「KAMIGAMI ROBOTS」。昆虫や爬虫類の動きを再現したラジコン製品で、専用アプリを通じてスマートフォンやタブレット端末で操作できる。

 製品には専用キットが入っており、プラモデルを組み立てる要領で自作する。外装のボディには、ボール紙を薄いプラスチックで挟んだものを採用。これを折り紙のように折り、ビスで止め、ロボット基板と合わせることで完成させる。“紙+折り紙”というイメージから、KAMIGAMIというネーミングになったという。

 「昆虫の動きを研究した結果、2個の動力だけで駆動できることが分かったようです。これにより昆虫のユニークな動きをロボットに融合できたほか、コストも抑えられた。米国では70ドルで販売されています」と担当者。日本での価格は未定。製品の日本語化、日本向けの外装の用意などに時間がかかるため、発売は約3ヵ月後を見込んでいる。先の担当者は「夏休みの自由研究には間に合わなかったけれど、クリスマスプレゼントには間に合います」と話していた。

 スマートフォン、タブレット端末とはBluetoothで通信する。かなり機敏な速さで左右前後に動かす、回転させる、バズサウンドを出す、目を光らせるといったコントロールが可能(スピードの調整も行える)。このほか、プログラムが組めるのも同製品の大きな特徴だ。

 例えば「このボタンを押したら」「明るく(暗く)なったら」「ほかのロボットからシグナルを受信したら」、こう動作する、といったようにさまざまな“トリガー”を用意できる。担当者は「新しいゲームをつくったり、友人とプログラムを競い合ったりできます。イマジネーションを鍛えられるのが魅力です」と解説していた。

スマホで操作!昆虫の動きを再現したラジコン「KAMIGAMI」……プログラムも組める

《近藤謙太郎@RBB TODAY》

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