中高生の親の約9割が子どものパソコンの所有に満足、偏差値との関係も

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子どものマイパソコン所有の満足度
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  • マイパソコンを使った学習
  • 中高生のパソコン所有率
  • 偏差値65以上の学校に通う大学生のパソコン所有時期
  • 大学入試改革に関する認知度とパソコン所有
  • ペアレンタルコントロールの認知度
 「マイパソコンを持たせたことに中高生の親の約9割が満足している」とする調査結果を、ウィンドウズ デジタルライフスタイル コンソーシアム(以下、WDLC)が発表した。

 調査は、学力とパソコン所有との関連性を把握することを目的に、中学生から大学生の子どもの保護者(30~59歳)1,548人を対象に、2016年6月29日から30日までインターネットにて実施。中高生のパソコン所有率、大学生のパソコン所有時期、パソコン所有に対する親の期待や活用効果などを調査した。

 この結果、子ども専用のパソコン(以下、マイパソコン)を持たせたことに満足している中高生の親は87%と、高い結果が出ている。保護者は何に期待してパソコンを購入したのだろうか。6割以上が「自宅での学習に役立ててもらうため」と回答し、これに「学校での勉強のサポートとするため」が続き、多くの親が「学習効果」に期待している。購入の結果としては、6割以上が「勉強意欲が高まったと感じている」と回答。ほかには「情報収集能力」「IT、デジタルへの理解」の向上も高く、21世紀型スキル育成への効果にも期待できる結果となった。

 実際の学力とマイパソコンの所有率の関係では、偏差値65未満の学校ではマイパソコン所有率が22%なのに対し、偏差値65以上の学校では31%と約1.5倍ほど高く、学力上位層の3人に1人がマイパソコンを所有していることがわかった。また、偏差値65以上の大学生の36%が、大学入学前にマイパソコンを所有している結果となった。

 調査では2020年以降の大学入試改革の影響を受けると言われている中学生の親の、入試改革への認識度についても聞いている。この結果、マイパソコン所有者の親では79%なのに対し、非所有者の親は59%で、相対的に所有者の親のほうが認識度が高い。大学入試においても今後、パソコンを利用した試験(CBT方式:Computer Based Testing)の導入が検討されている。

 子どもの情報通信機器の利用を親が監視して制限する「ペアレンタルコントロール」の認知度についてもマイパソコン所有者の親では68%なのに対し、非所有者の親は47%と所有者の親が約2割高く、所有者の親のほうがリスク対処に高い意識を持っていることもわかった。

 脳科学者の中野信子氏は、思春期にあたるおおよそ小学高学年の10歳から中学・高校の時期に、“知的刺激”を与えることが知能の発達に重要だとし、「従来はテレビや本が知的刺激を得られるツールの代表格だったわけですが、今はパソコンやインターネットで簡単にそういった刺激に触れることが可能になりました。友達と遊んだり、テレビや本で知的好奇心をふくらませ刺激を高めることも重要ですが、時空間の広がりという観点では、テレビや本などとは比べものにならない刺激がパソコンとインターネットの世界に眠っていると言ってもよいでしょう。」と述べている。また、「子どもに早くからパソコンを使わせることに、なんとなく不安を感じる親が多いことも理解しています」とした上で「リアルを大事にするならバーチャルとの違いを認識させることが最重要」と説いている。

 WDLCの担当者は、「マイパソコンの活用により、たとえば、アニメーションや動画を使った学習コンテンツに触れることでわかりやすく記憶に残る学習ができます。また、ゲーム感覚で問題を解くゲーミフィケーションの要素もあります。特に中学生の親でマイパソコンにより『楽しんで学習するようになった』とする回答が多く、学力とパソコン所有には相関関係がありそうです。」と述べている。



 WDLCは、子どもへのパソコン訴求を強化する活動に長期的に注力するとしており、その第一弾として、子どもに安心してパソコンを利用してもらうために、子どものパソコンを管理する親に対するペアレンタルコントロールの訴求を、ポータルサイト「My First PC ~はじめてのマイパソコン~」など、オンラインを通じて開始している。
《編集部》

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