【大学受験2017】入学前予約型給付奨学金を紹介、青山・早慶・立教など

 青山学院大学は9月1日、入学前予約型給付奨学金「地の塩、世の光奨学金」募集要項をWebサイトに掲載した。2017年度採用候補者数は約350名で、年額50万円を給付する。同様の入学前予約型奨学金は、早稲田大学、慶應義塾大学などの大学でも行っている。

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  • 慶應義塾大学「学問のすゝめ奨学金」
  • 学習院大学「目白の社奨学金」
  • 立教大学「セントポール奨学金」
 青山学院大学は9月1日、入学前予約型給付奨学金「地の塩、世の光奨学金」募集要項をWebサイトに掲載した。2017年度採用候補者数は約350名で、年額50万円を給付する。同様の入学前予約型奨学金は、早稲田大学、慶應義塾大学なども設置している。

 「地の塩、世の光奨学金」は、島しょ部を除く東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県以外に保護者が居住し、入学時に自宅外から通学する者が対象。入学試験の出願前および出願期間に申し込め、合格発表前に入学後の奨学金交付を約束される。4年間継続し、年額50万円が支給される。

 2017年度の奨学金候補者数は約350名。申請期間は第1回が2016年11月1日から26日、第2回が2017年1月6日から21日。申請資格は、2017年度一般入試またはセンター試験利用入試を受験すること、入学時より自宅外より通学することのほか、父母合算の給与・年金収入金額が800万円未満(税込)であることなど。採用候補者は、青山学院大学入学後に所定の手続きを行うことで正式に採用される。

 青山学院大学のほかにも、予約型の給付奨学金を独自に設けている大学がある。早稲田大学の「めざせ!都の西北奨学金」では、4年間継続して半期分授業料相当額を免除する。採用候補者数は約1,200名で、第1回の申請を10月14日より受け付ける。慶應義塾大学の「学問のすゝめ奨学金」では、年額60万円(ただし医学部は年額90万円、薬学部薬学科は年額80万円)の奨学金を給付。奨学生候補者数は500名。地域ブロックごとに給付人数を設定しており、地域の偏りをなくす取組みを行っている。

 そのほか、学習院大学では、入学年度に限り100万円を支給する「目白の社奨学金」を2017年度より新たに設ける。採用候補者数は100名。立教大学でも2017年度より「セントポール奨学金」を新設する。年額40万円(理学部は60万円)を4年間継続して給付する奨学金で、採用候補者数は約250名。

 奨学金の申請には、出身地域や父母の所得、一定以上の成績などを条件としていることが多い。各奨学金の申請資格や申請期間、必要書類などの詳細は各大学に確認してほしい。
《黄金崎綾乃》

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