グランプリは3きょうだいの「ママロボ」 第一回全国小中学生プログラミングコンテスト

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 角川アスキー総合研究所、UEI、CANVASによる全国小中学生プログラミング大会実行委員会は10月22日、第一回全国小中学生プログラミング大会の最終審査と表彰式を開催した。グランプリ・総務大臣賞は、小学5年生のkohacraft.comによる「ママロボ ハートちゃん」が受賞した。

 全国小中学生プログラミング大会は、プログラミング教育の義務化を見据え、全国の小中学生にプログラミングを表現する場を提供する目的で開催された。子ども向けの本格的プログラミングコンテストとしては、日本で初めて小学校低学年までを対象にしたという。また、パソコンやスマートフォン、マイコンボードで動作するプログラムなど、開発言語やツールを問わない点も特徴だ。

 集まった129作品は、一次・二次審査を経て入賞作品10作に絞られる。さらに、10月22日にはその中からグランプリ・総務大臣賞、準グランプリ・朝日新聞社賞などを決定した。

 グランプリは、小学5年生男子とふたりの妹らによるチームkohacraft.comによる作品「ママロボ ハートちゃん」に決定。本体上部に荷物を乗せ、相手に届けてくれるロボットだ。既存のマイコンキットではなく、自作したコントローラーを使ってC言語でプログラミングされている。完成度の高さや、妹たちが手掛けたというユニークなデザインが評価された。

 準グランプリは小学3年生と小学2年生によるチームTEAM MOMORIRIの作品「暗算自動はんばいき」が受賞。次々に表示される数字を暗算するフラッシュ暗算に3問正解すると、お菓子が出てくる自動販売機だ。自動販売機ロボットには、プログラミング言語「ScratchX」で作ったフラッシュ暗算プログラムと、レゴ・マインドストーム「EV3」を組み合わせている。

 審査委員長を務めたCGアーティスト・東京大学大学院教授の河口洋一郎氏は、入賞作品を目にして「現代版ミケランジェロ、レオナルド・ダ・ヴィンチの世界に突入するための人材が育成されているようにも感じました」とコメント。「これから理解しがたいくらいブッ飛んだ人材がここから生まれてほしいです」と、子どもたちの作品へ賛辞と期待の言葉を送った。

 すべての作品の詳細や受賞結果は、全国小中学生プログラミング大会Webサイトで公開されている。
《佐藤亜希》

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