NEC、レーザー光源採用のプロジェクターに2機種を追加

 NECディスプレイソリューションズは12月上旬より、「ビューライトシリーズ」の新製品として、レーザー光源を採用したDLPプロジェクターの出荷を開始する。5,000ルーメンWXGAモデルと10,000ルーメンの高輝度モデルの2機種で、価格はオープン価格。

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ビューライトシリーズ「NP-P502WLJD」
  • ビューライトシリーズ「NP-P502WLJD」
  • ビューライトシリーズ「NP-PX1004UL-BKJD」
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 NECディスプレイソリューションズは12月上旬より、「ビューライトシリーズ」の新製品として、レーザー光源を採用したDLPプロジェクターの出荷を開始する。5,000ルーメンWXGAモデルと10,000ルーメンの高輝度モデルの2機種で、価格はオープン価格。

 近年、ビジネスプロジェクターは、教育機関や企業などでの使用やプロモーション用途において、高輝度・高画質化とともに、メンテナンスの手間や費用の負担軽減が求められており、長時間使用に安心なレーザー光源採用モデルのニーズが高まっているという。

 NECディスプレイソリューションズでは、レーザー光源プロジェクターのラインアップに2機種を追加し拡充をはかることで、市場ニーズに対応。発売される2機種のうち「NP-P502WLJD」はパネル解像度WXGA(1,280×800)で、高輝度5,000ルーメン、長寿命約20,000時間のレーザー光源を採用。定期メンテナンスの手間や経費が削減できる。また、外形寸法469mm(幅)×365mm(奥行)×137mm(高さ)、質量8.7kgのコンパクト筐体により、幅広い場所での活用が可能。多彩なワイヤレス機能も備えた。

 「NP-PX1004UL-BKJD」はパネル解像度WUXGA(1,920×1,200)で、高輝度10,000ルーメンのレーザー光源の採用により、大空間での使用や映像演出などの用途に使用できる。NEC独自の高画質機能 「SweetVision」の搭載などにより、大画面投写と高画質な映像表現を両立。レンズは別売りとなっており、設置場所に応じて8種類のオプションレンズから選択できる。ミラー式のオプションレンズを使用した場合、300型の大画面表示が約1.5mの投写距離で可能だという。

 NECディスプレイソリューションズは発売後1年間で、国内・外向けをあわせ、「NP-P502WLJD」は8,000台、「NP-PX1004UL-BKJD」は1,000台の販売台数を予定している。
《黄金崎綾乃》

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