U‐22プログラミング・コンテスト2017開催日程発表、応募は7月から

 37年の歴史を持つ「U‐22プログラミング・コンテスト」の2017年の開催が決定した。22歳以下の若者を対象にしたコンテストで、小学生から大学生まで幅広い年齢層が応募する。現在協賛スポンサー企業の募集を行っており、2017年7月より応募受付を開始する。

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「U‐22プログラミング・コンテスト2017」開催決定
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  • U‐22プログラミング・コンテスト2016 公式Webサイト
 37年の歴史を持つ「U‐22プログラミング・コンテスト」の2017年の開催が決定した。22歳以下の若者を対象にしたコンテストで、小学生から大学生まで幅広い年齢層が応募する。現在協賛スポンサー企業の募集を行っており、2017年7月より応募受付を開始する。

 「U‐22プログラミング・コンテスト」は、1980年より経済産業省主催として、アイデアに富んだイノベイティブな人材発掘と育成を目的に開催されてきた。2014年より協賛企業から構成される実行委員会が主催、コンピュータソフトウェア協会が運営事務局となって、歴史あるコンテストを継承している。

 2016年コンテストは、10月の最終審査会で応募作品252作品中16作品が各賞を受賞した。今回の応募数は過去最多で、入賞者には小学生、中学生もいるという。

 2017年コンテストの開催スケジュールは、2017年4月に応募要項発表、7月より応募受付を開始し、9月の事前審査および一次審査を経て、10月の最終審査会で入賞作品を決定する。各賞は、経済産業大臣賞、商務情報政策局長賞およびCSAJ会長賞、スポンサーによる企業賞など。

 参加資格は、日本国内に住む1995年4月2日以降に生まれた若者。募集するのは、ユニークな発想やこれまでに培ってきた技術力を生かした、未発表または2016年9月1日以降発表のオリジナル作品。ジャンルやプログラミング言語は問わないという。

 開発形式は、プログラミング言語による直接開発のほか、市販ライブラリや開発キット、オーサリングツールなどのソフトウェアも利用可。一般的なマシン環境で動作・再現できるものに限る。動作プラットフォームは、Windows、Mac OS、GNU/Linux、Android、iOSを想定し、それ以外のプラットフォーム上でのみ動作する作品については相談に応じるという。なお、クラウド型プラットフォームは期間限定で無償提供する予定。

 なお2016年の公式サイトでは、2016年レポートとして入賞作品概要や制作者・審査員のコメント、最終審査会の様子などを掲載しているほか、過去の入賞作品も見ることができる。
《荻田和子》

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