英検協会、2017年度TEAP CBT試験日程決定…年2回に増加

 日本英語検定協会(英検協会)は12月20日、2017年度TEAP CBTの実施概要を速報として公表した。試験日は2016年度と比べて2017年9月3日と10月22日の年2回に増加。変更を予定するSpeakingテスト形式などの詳細は、確定次第公表する。

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2017年度TEAP CBT試験日程
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 日本英語検定協会(英検協会)は12月20日、2017年度TEAP CBTの実施概要を速報として公表した。試験日は2016年度と比べて2017年9月3日と10月22日の年2回に増加。変更を予定するSpeakingテスト形式などの詳細は、確定次第公表する。

 「TEAP CBT(Computer Based Testing)」とは、英検協会と、上智大学などを運営する上智学院が共同開発した4技能型アカデミック英語能力試験「TEAP(ティープ)」の発展系となる次世代型の英語能力判定テスト。ICTを活用して、思考力や判断力、表現力をリアルに測定できる。2016年度から実施され、そのスコアは上智大学の入試にも活用されている。

 2017年度の実施日程は、第1回が2017年9月3日、第2回が10月22日。初めて実施された2016年度の1度のみと比べて、2017年度の試験日程は年2回に増加した。試験開催都市は東京と大阪だが、具体的な会場は増設を検討中。対面式で行っていたSpeakingテストも、録音式に変更となる予定だ。

 2016年に初めて実施されたTEAP CBTには、総勢509名が受験した。4技能(Reading・Listening・Writing・Speaking)か2技能(Reading・Listening)のいずれかの試験が選択できるが、4技能の選択者はうち501名を占めた。英検協会では11月22日に発表した独自の調査でも、TEAPにおける4技能志願者数の急増を把握していたが、TEAP CBTにおいても同様の傾向となり、「4技能化重視の流れが明確に示された」と述べている。
《勝田綾》

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