センター試験、直近10年の不正72件…注意すべき具体例3つ

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 1月14日・15日に迫った平成29年度(2017年度)大学入試センター試験。天候や交通機関の乱れだけでなく、持ち物や思わぬ行動が「不正」とみなされることのないよう、受験生は今一度「受験案内」を見直してほしい。

 試験を運営する大学入試センターによると、平成18年1月~平成28年1月までの直近10年で認められた不正行為は72件。もっとも多い不正行為は、試験終了にも関わらずマークシートへの記入・修正を行っていたことだという。過失やマークミスを見つけたとしても、終了の合図があればただちに筆記用具を置かなければならない。一瞬の修正だとしても、不正と認められた場合はその場で受験の中止と退室を求められ、それ以降の受験はできなくなる。

 次に多い不正行為は、所持品として認められていないコンパスや定規の利用。平成29年度試験もこれまでと同様に、試験時間中に定規、コンパス、電卓、そろばん、グラフ用紙などの補助具の利用は認められていない。また、鉛筆や消しゴムなどに目盛りを掘って持ち込み、補助具として利用するなど、補助具の利用と同等の行為も不正にあたる。

 なお、試験に関するメモやコピーを見て解答する「カンニング」は、認められた不正行為のうち3番めに多かった。

 大学入試センターは2016年7月、各高校の進路指導員や教育委員会を対象にセンター試験に関する説明会を実施。不正行為の具体例をあげ、不正のない受験となるよう呼びかけたという。受験生には「受験上の注意」とし、「受験案内」48ページ「(3)不正行為」の欄で具体的な注意事項を明記した。大学入試センターは、受験生に「不正をはたらけば、点数だけでなくそれまでの頑張りにも無駄になってしまう」とし、注意にのっとり自分の力を出し切るよう呼びかけている。
《佐藤亜希》

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