サンスター財団、ハーバード医学部留学を支援…総額1,300万円相当

 サンスター財団は、糖尿病、歯周病などの糖尿病の合併症の予防・治療を目指した基礎研究・臨床への応用研究支援として、海外留学生2名を募集する。日本の歯科・医科・栄養学・生化学分野などの39才以下の研究者が対象。募集期間は4月1日~6月15日。

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 サンスター財団は、糖尿病、歯周病などの糖尿病の合併症の予防・治療を目指した基礎研究・臨床への応用研究支援として、海外留学生2名を募集する。日本の歯科・医科・栄養学・生化学分野などの39歳以下の研究者が対象。募集期間は4月1日~6月15日。

 口腔衛生や全身の健康増進に貢献する事業を展開しているサンスター財団では、2008年にハーバード大学医学部附属ジョスリン糖尿病センターと、ジョスリン・サンスター糖尿病プログラム(Joslin-Sunstar Diabetes Education Initiative:JSDEI)を共同で実施する契約を締結。以来、JSDEIセミナーを毎年開催している。

 また、サンスター財団では2009年から「金田博夫研究助成基金」として毎年海外留学生を募集。これまでに国内の大学・大学院・大学病院の医科・歯科の若手研究者10名が留学しており、2017年も新たに2名が留学する予定だという。すでに帰国した3名の留学生の研究成果は、「金田博夫研究助成基金 研究報告書(第1版)」として公開されている。

 平成29年度は2名の留学生を募集。留学生は、ハーバード大学医学部附属ジョスリン糖尿病センターの研究室へ、2018年より最長2年間留学する。留学生には渡航費、滞在費として総額11万ドル+100万円(約1,300万円相当)が支給される。

 応募は所定の応募用紙(Webサイトよりダウンロード可)に必要事項を記入し、論文などと一緒に書留郵便で提出する。なお、書類の押印の前にあらかじめ事務局へメールで送付。事務局からの返信メールを確認後、押印して郵送する。メール送信分と書留郵便の両方が到着した段階で応募完了となる。

 書類選考を7月~8月、面接選考を8月~9月に予定しており、11月に開催予定の理事会で支給対象者を決定。12月下旬までに採否が通知される。応募資格など詳細はWebサイトで確認できる。

◆平成29年度「金田博夫研究助成基金」海外留学募集
募集人員:2名
指定留学先:ハーバード大学医学部附属ジョスリン糖尿病センター(米国マサチューセッツ州ボストン市)の研究室
募集期間:平成29年4月1日(土)~平成29年6月15日(木)当日消印有効
※詳細はWebサイトで確認できる
《外岡紘代》

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